2013年05月27日(月) 14時45分
  • REVIEW

それは天然ボケか、あるいは殺意か…?! 夫婦漫才型お手軽アクション RPG『おねがい!ゆうしゃさま!』

 ツッコミ勇者と天然ボケ僧侶が「ノリツッコミ」でイチャつきながら世界を救うという「俺が許す。全力で行け」なんて青筋立ててハンカチ噛みしめながらモンスターを応援したくなる『おねがい!ゆうしゃさま!』をご紹介。

 

※本レビューはNexus7での動作内容となります。本レビューではステージ画面の背景等一部ブラックアウトしておりますが、正常動作ではステージ画面の背景、テキストボックスの枠線が表示されます。

 

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人類の敵「バカップル」へ正義の鉄槌を

 

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勇者となったプレイヤーが、可愛らしいパートナー僧侶から渡された武器を使い、迫りくるモンスターを倒すだけの超シンプルお手軽アクションRPG。

ところがこの僧侶、差し迫った状況で「アパム! 弾持って来い!」と叫んでいるのにネギやらウェディングドレスやら使い物にならない「武器」を頻繁に持ってくるタチの悪い天然さん。

プレイヤーは渡された武器が「きれるもの」なら下フリックで攻撃し、「きれないもの」なら的確にツッコミ入れつつ右フリックで僧侶に返しながら全10ステージクリアを目指していく。

 

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惚れた弱みか勇者の矜持か、敵の眼前で時には「そうそうって…なんでやねん!」なんてノリツッコミする余裕を見せる勇者と、「えへへっ。まちがえちゃった!」と「てへぺろ☆」感覚で全く反省しないまま次々と「きれないもの」を持ってくる僧侶。

死に直面したシチュエーションでイチャつくバカップルの姿に、思わずモンスターになり代わり正義の鉄槌を下したくなる魅力が堪らない作品となっている。

 

「天然ボケ」という名の殺意

 

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ゲームモードは「ちょっとむずかしい」「むずかしい」「すごくむずかしい」の3モードで、画面左からやってくる敵が勇者と衝突するか、「きれないもの」で攻撃、もしくは「きれるもの」を僧侶に返してしまうとゲームオーバー。

モードに従いモンスターの速度が上がる仕様だが、速くなっても操作は単純だから「きれるもの」と「きれないもの」とを間違えることはまずない。だけどもとにかく僧侶が「きれるもの」を持ってこないとどうにもならない。

 

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このツインテールむすめ、天然ボケなのか悪意があるのか、持ってくるのは「まっかなワンピース」やら「クリスマスツリー」やら「きれないもの」ばかり。毒キノコに郵便ポスト、スマホ・自転車・カメラ・色鉛筆などなど5連発や6連発は当たりまえ。

「ちょっとむずかしい」であれば、モンスターのスピードもそんなに速くないのでそれでもまだ何とかなるが、「むずかしい」「すごくむずかしい」だと致命傷。特に「すごくむずかしい」は開発者自らクリアできなかったとゲロッた「ザ・理不尽」モード。最後まで一回も「きれるもの」を持ってこないんだもの。

 

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筆者が「すごくむずかしい」の1ステージ目でいきなり僧侶に「きれないもの」3連発をかまされ、それでも「最後にはアパムが、『きれるもの』がくるはず!」と希望を抱いて待っていたところに持ってきたのは「まっかなくちべに」。

反射的に「死に化粧用のつもりか!」とマウント決めてタコ殴りしてやろうかという衝動にかられたのは言うまでもない。きづいて勇者様! 絶対殺意持ってるよ!!

 

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振り上げた拳の落としどころを探すため「きれるもの」を右フリックして僧侶を斬ってやる。何の解決にもなりませんけど。ついカッとなってやった。今も反省していない。

 

離婚動機になりえる「自分大好き」仕様

 

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登場する武器とモンスターはそれぞれ50種類ずつで、いずれも「ぶきずかん」と「モンスターずかん」で確認することができる。モンスターたちはユーモラスで可愛らしいが、最大のポイントは「ぶきずかん」。

この図鑑では各種武器の詳細とともに勇者の「切れのあるツッコミ」を見直すことができる。まるで自分の番組を自分で見て笑っている明石●さんまさんのような「自分大好き」仕様で、大竹し●ぶさんであれば離婚を決意すること間違いなしだが、ともかく気に入ったツッコミがあったら見直してみてはいかがだろう。

ドット絵キャラにBGM、何より理不尽なところなどレトロ感満載で、手軽に遊べるのもグッド。レトロゲーム好きならもちろんのこと、コレクションゲームファン、街中で見るバカップルへの積年の恨みを晴らしたいなんて方にもおススメの一本だ。

 

タイトル おねがい!ゆうしゃさま!
開発 しっぷーどとー
ジャンル ツッコミアクションRPG
掲載時価格 無料
公式サイト しっぷーどとー

 

 

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