2013年05月21日(火) 18時40分
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シンプルだけど流行りもんとは一線画すぜ! ルートをつなげてダンジョン攻略せよ!『Gather of Dragons ギャザーオブドラゴンズ』

猫も杓子も「3マッチパズル」な今日この頃、バンダイナムコゲームズが流行りのパズルRPGながらも「水道管」パズルのように懐かしく奥深いゲーム性の『Gather of Dragons ギャザーオブドラゴンズ』をリリース。

 

 

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十中八九「今でしょ!」だと思いますけど

 

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今やスマホアプリといえばパズルゲームであり、パズルゲームといえばパズドラな世の中。もはや社会現象といっても過言ではなく、出るわ出るわのパク…オマージュゲームの数々。

パスドラが3DSにもリリースされるわ、ガンホーの時価総額がヒステリックなことになるわと、今年の流行語大賞には「パズドラ」が選ばれんじゃないかって勢いの中、日本6大ゲーム企業にも挙げられるバンダイナムコゲームズがスマホアプリとしてリリースしたパズルRPG。まーた手抜き、じゃなくてオマージュパズルゲームかと思いきや、さにあらん。

プレイヤーがダンジョンフィールド内でランダムに散らばったルートパネルをドラッグして道をつなげていくという、昔懐かしの「水道管ゲーム」のようなシンプルで奥深いゲーム性を持った本作は、3マッチパズルとは明確に一線を画しながら、3マッチパズルに勝るとも劣らない「パズル的魅力」を秘めている。

 

遅いよりはいいって言われます

 

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ドラゴンによってばらばらにされた世界で、プレイヤーはドラゴン討伐の強力な武器作成のためダンジョン内で様々な素材集めしていくのが目的となるこのゲーム。

まずはキャラクター設定。3Dキャラクターの性別、3種の武具をそれぞれ設定していく。

 

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ちなみに、このゲームはダンジョン内のバトルはオート進行となり、相手のHPを0にすると勝利する。つまりバトルにパズル要素は一切なく、武具装備がカギとなるのだ。

武具には攻撃力などの各種パラメータに、「火・水・風・地・光・闇」からなる6属性、付与スキルなどが存在するが、チュートリアルでは武具の特徴が表記されているのでどんな武具か迷うことないだろう。またすべての装備は、ダンジョン内でのバトルにおいてもキャラクターにきちんと反映される。

 

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続いてダンジョン進行のチュートリアル。ダンジョン内は、ランダムに散らばったルートパネルのほかに、「宝箱」や「回復」「障害物」「敵」「BOSS」などの動かせないパネルが設置されていて、プレイヤーはそれらを時には避け、時には敢えて向かいながらダンジョン探索を行う。

 

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どうしても行きたいルートをつなげられないときには「シャッフル」でパネルを入れ替えることもできる。

ダンジョン内で敵パネルやBOSSパネルへのルートをつなげた場合、オートバトルが開始され、敵を倒すと武器合成用の素材が手に入る。BOSSを撃破したらダンジョンクリアで、新たなダンジョンステージが解放されていく。

 

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要はダンジョン内でルートをつなげ、アイテムを集め、武器を合成してさらにダンジョンを探索していくという流れで、パズルシステム自体も非常にシンプルなもの。

おまけにチュートリアルのダンジョンがあまりにも簡単なものため、正直筆者は「これって面白いの?」なんて首をかしげそうになるも、もちろんそれは女性から「早い」と言われ続けるおっさん得意の早とちりである。

 

「答え」なんて自分次第。どんなルートも好きなように、好きなだけ

 

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チュートリアルを終えて1-1のダンジョン開始。チュートリアルとのレベル差に思わず笑う。まあそらそうだ。いくら序盤だからと言って一本道の考えなしルートばかりじゃ誰もやんないし。

ということで左の画面がスタート地点で、「敵」「強敵」「宝物」パネルがある状態。左画面のルートをつなげて上に進んでいくと、右の画面が新たなフィールドとしてスライドして現れる。

BOSSまでの距離は画面最上部のキャラクターアイコンとBOSSパネルアイコンで簡易に確認することができる。

さてこのフィールド。どのように進むのが「正解」なんだろうか。「敵」を倒さず宝物に一直線? でもそれとも敵を殲滅して素材をひたすら集める? なんでも知ってるGoogle先生に「ギャザーオブドラゴンズ ルート 攻略」とでも聞いてみる?

 

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このゲーム最大の魅力がここにある。目の前のフィールドを、どんな風につなげて進むのか。ぐるっと回って宝物だけとってもいいし、BOSSまで最短コースを突き進んだって構わない。効率的なのが必ずしも正解ではない。すべてはプレイヤーの手にゆだねられているのだ。

しかもこのゲーム、時間制限もスタミナ制限もないのだ。フィールド内でどれだけ時間をかけてルートを構築していってもいいし、新しいダンジョンに挑戦するのに何十分も待つなんて面倒なこともしなくていい。

じっくり、ゆっくりと頭を使って、おまけに何度でもトライアンドエラーしながら、好きな時に好きなだけ「自分だけの道」を作って遊び倒すことができる。

制限も「唯一の答え」もないからこそ、「難しい」と言われるようなステージに「じゃあ俺が」と挑戦してみたくなるところが何とも堪らない。

「自分次第。答えなんてない」なんてまるでJ-POPの安っぽい歌詞みたいなこと三十路過ぎのオッサンが熱く語っても悲しいほどに説得力がないが、それは筆者の個人的資質によるものであってゲームのほうは間違いないといっておこう。

 

スマホアプリお馴染みの各要素も抜かりなし

 

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シンプルで奥深いパズル制のほかにも、スマホアプリではもはやお馴染みの「合成」要素も満載。6つの基本属性以外にも「未知の属性」が存在したり、合成にも出来不出来があったりと、奥深いことこの上なし。

なお、アイテム合成をするには素材のほかに「レシピ」が必要となるが、ある武器を作成するのに必要な素材全種を入手した場合、「レシピ」が自動で表示される。つまり勝手に集まるのだ。新しいレシピを入手したらドンドン合成を試していこう。

 

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また他ユーザーとのソーシャル要素として「フォロー」という挨拶に似た機能があり、それぞれ「フォロー」「フォロワー」ユーザーとして登録されているユーザーであれば、ダンジョン内でのバトルでパーティーを組んで戦うこともできるのだ

さらに「フォロワー」に「フォロー」をし返すと「戦友」となり、バトル時の能力がさらに上がったりする。他のユーザーは「友人検索」で探せるほか、ダンジョン探索中に偶然出会うこともあるので、お互いフォローをしておいて損はない。

右も左も「パズドラ」な中、「正直3マッチパズルそのものに飽きてきてんだよね」というユーザーはもちろんのこと、よくあるJ-POPの歌詞を真に受けて感動する方、「J-POP ありがち フレーズ」なんてキーワードをGoogle先生に聞いたことのある方にもおススメできる一本だ。

 

タイトル Gather of Dragons ギャザーオブドラゴンズ
開発 NamcoBandai Games Inc.
ジャンル パズルRPG
掲載時価格 無料
公式サイト Gather of Dragons ギャザーオブドラゴンズ | バンダイナムコゲームス公式サイト

 

 

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