2014年03月17日(月) 17時26分
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「かっこいい アプリ」をお探しならコレ 人に教えたくなるほど雰囲気が素晴らしい無重力系アクション『Naught 2』 愛する少女を守るため、「黒猫」が”影”に立ち向かう


寂しげな世界観にマッチしたモノトーンの濃淡で描かれる幻想的なグラフィックとサウンドがすごくオシャレで、無重力空間を操るような操作性がカッコいい『Naught 2』をご紹介。

 

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“無価値”と呼ばれた闇の猫が、再び少女のために目覚める

 

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今や「彼女」を夢見ることさえできなくなった「Naught」(ゼロ/ 無価値)と呼ばれる黒猫が、愛する少女を守るために忍び寄る「影」に立ち向かうアクションゲームとなる本作。

一番の魅力は何といっても「かっこいい アプリ」なんてワードで検索した経験がある方にならぜひとも「マストプレイ」とおススメできるくらいにオシャレでかっこいい世界観だ。

 

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モノトーンの淡いグラデーションで描かれるグラフィックと寂寥感漂うサウンド。薄明かりに浮かぶ、色を失った世界で繰り広げる無重力空間を自在に操るようなアクション性。そして哀しい宿命を背負いながらも少女への健気な想いを予感させる、謎に満ちた「Naught」のヒロイックなストーリー性。

そのすべてが重奏的に響きあって醸し出される「雰囲気の良さ」は、「かっこいい アプリ」だけでなく「雰囲気イケメン 特徴」なんてワードで検索しがちなノ●スタイルの井上みたいな方々にも是非とも参考してほしいくらいにオシャレ。

 

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『Naught 2』というタイトルからもわかるように、前作『Naught』からの「シリーズもの」となっているが、前作にはなかったジャンプアクションを加えゲーム性も高まり、初見の方でも十分楽しめる本作。

かっこいいアプリやスマホならではのアクションゲームをお求めの方はモチロン、「萌え」だのなんだのというスマホアプリにさすがにうんざりしてきた方、「雰囲気イケメン」のつもりが「痛いナルシスト」呼ばわりされている方にもプレイしてほしい一本となっている。

 

上もなく下もない、無重力空間を漂うような操作性

 

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ゲームは Naught となったプレイヤーが、少女に忍び寄る「影」を祓う力を持ったガーディアンを見つけるため、巨大な一つ目のナビゲータキャラとともに全 4 エリア 31 ステージクリアを目指していくステージ型アクション。

通常ステージはステージゴール到達でクリア、各エリア最終ステージでは「ボス戦」と、構成自体はごく普通のアクションゲームだが、まず特徴的なのがその操作性。

ジャンプは画面タップ、もしくはジャンプボタンで行うが、ナビゲートキャラの矢印方向で示されたステージゴールにたどり着くには、「フィールド」を動かさなければならない。

 

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ティルトでの左右への傾き、もしくはバーチャルパッドの左右ボタンでフィールドを上下左右に回転させ Naught をゴール地点に向かわせる、いわばゴールに向かって傾きでボールを誘導する昔の迷路ゲームみたいなアクション性となっている。

 

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フィールド内には Naught の行く手を阻む不気味な「影の動植物」たちが登場。中には連続ジャンプで回避できるものもあるが、基本的に敵に当たったら一発でゲームオーバー。敵を「倒す」のではなく「避けていく」ことがこのゲームのポイントで、これこそ独特のアクション性に繋がっている。

ある程度の馴れは必要だが、平面の傾きだけでなく上下反転させることで「落下」中に「上昇」させるなど、無重力空間を自在に操るような動きはクセになるほど気持ちいい。

 

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落下中、Naught を狙う「影の動植物」たちに遭遇したら素早く回転。滑らかな曲線を描き回避して狙い通りのポイントに着地を決めると、「オレってうめぇ…!」と思わずワールドカップで美しい弧を描く FK でも決めたみたいなガッツポーズをしたくなる。

各ステージには 3 つの「ダイヤモンド」が、若干難易度の高い場所に隠されていて、全ステージで全てのダイヤモンドを獲得するとスペシャルステージがアンロックされる。ダイヤモンドは無視してもゲームクリアが可能だが、操作に慣れたら是非とも挑戦してみよう。

 

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道中では敵やダイヤモンド以外に「チェックポイント」と「シード」が存在。チェックポイントは一度種のようなアイテムを取ってアクティベートしないとセーブされないので注意。

シードは Naught のライフで、取っていくごとに画面左上のシードカウンターが上昇。最大値は 99 で、これがゼロにならない限りゲームオーバーになってもそのステージのチェックポイントから復活することができる。

ただシードがゼロになってもこれまでにクリアしたステージは全て保存されているし、ゲームオーバーになったステージ最初からのやり直しになるだけなので、ゲームオーバーを気にせず何度でも気軽に挑戦できる。

 

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ステージではナビゲーターキャラと協力して進まなければならない個所や謎解き要素、水中ステージなども出てくるが、いずれも難易度的には簡単。

「雰囲気は面白そうだけど、アクションゲームは苦手で…」なんて人でも十分クリアできるレベルだからこそ、幻想的な世界観を堪能することができる本作。アプリ内でもヘッドホン装着が推奨されているが、是非ともサウンド付きで「雰囲気のすばらしさ」を楽しんでほしい。

 

初見でも十分楽しめる謎めいた世界観とストーリーの「雰囲気」

 

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本作のネックといえば、操作性に慣れが必要というところと、やはり日本語対応していないところだろう。簡単な英文なのでストーリーなどは「なんとなく」でも理解できるだろうが、それでもボス戦、そして最終エリア4 での戦い方は若干説明がいると思われる。

なおこの先にはエンディングも含み軽いネタバレがあるのでご注意を。

 

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ボス戦は「敵の攻撃を回避し、攻撃が止まったらこちらからアタック」という作業を 3 回繰り返せばOK。

エリア1のボスは「Edahi」は触手攻撃を避け、攻撃が終わったら石の橋に向かってジャンプ。橋を崩し岩をEdahi に落とすことができればクリアとなる。

 

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エリア 2 のボス「Dohai」は攻撃が終わるとクリスタルが出現。クリスタルの上でジャンプするとNaught の体がクリスタルに覆われ、代わりにナビゲートキャラがトンネルから勢いをつけてボスに体当たり。

クリスタルは道中でも出現しているので、ここに来る時点ですでに操作方法は問題ないはずだ。

 

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巨大イカのようなエリア3のボス「Sudagi」は水中戦。泳ぎながらの攻撃をかわし続け、ボスが花のような形で動きを止めたら中央部に向かって体当たり。

エリア3の最終ステージまで来ていたら操作にも慣れているはずで、この戦いは楽勝。戦い方さえわかればかなり簡単なボス戦となる。

 

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最終第4エリアは1ステージのみで、これまでと打って変ったカメラ位置からのスワイプアクションステージ。

画面内で白いラインで指示された方向にスワイプすることで敵の攻撃をかわし、フロア中心部の石台にたどり着いたら石台タップでクリアとなる。

 

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Naught のおかげでガーディアン達が紋章の修復し、影の力を祓うことに成功。

無事少女を救うことができたプレイヤーはしかし、最後にこう警告される。「影はまだあきらめてはいない」と。

 

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謎めいたストーリー性により続編の期待も持たせてくれる本作。「Shadow」とは何者か、なぜNaught は女の子を守ろうとするのかといった簡単な背景は、前作をプレイして確認していただきたいが、たとえそれが分からなくても「女の子を守ろうとする黒猫」の物語の魅力は十分伝わるはずだ。

前作よりはマシになったものの、フィールド内で触れるとNGな個所が若干わかりにくいのが難点といえば難点だが、それでも直感操作でプレイしていればすぐに理解できる。

幻想的な雰囲気をたっぷりと味わいながら楽しめるカジュアルなアクションゲームをお求めの方なら間違いなくおススメの一本だ。

 

タイトル Naught 2
開発 Blue Shadow Games S.L.
ジャンル アクション
掲載時価格 無料
公式サイト Blue Shadow Games S.L.

 

 

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