2014年03月10日(月) 16時50分

【BITSUMMIT 2014】 リリースが待ち遠しいスマホ向けインディーアプリ『Million Onion Hotel』『街コロ』『WORLD WAR TITAN FRONT LINE(仮)』

2014年 3 月 7 日から 9 日まで京都みやこメッセにて開催されたインディーズゲームの祭典 BITSUMMIT 2014。プラットフォームを問わず国内外のインディー開発者たちが 100 以上ものゲームを出展したこのイベントの中で、今回はリリース予定のスマホアプリをプレイアブル出展した「Onion Games」「コアゲームス」「Mutations Studio」の 3 ブースをピックアップ。

 

Onion Games 出展タイトル:『Million Onion Hotel』(今夏~秋リリース予定)

 

milliononionhotel_0310_01

 

名作「moon」や「王様物語」などで知られる、ゲームデザイナー・木村祥朗氏による最新作『Million Onion Hotel』

こちらは去年のBITSUMMITにて「みんな自由だなぁ」と感じた木村氏が「俺も自由にやっていいんだ!」と思ったことが開発のきっかけだったという。

よって今作は木村氏の好きなカタチ、好きなキャラクターがぎっしり詰まった「木村ワールド全開」のゲームとなっている。

 

milliononionhotel_0310_02

 

ゲームジャンルは木村氏曰く「ポエム&パズル」

パズルゲームではあるが、ポエム要素が強いとのこと(笑)

パズルの部分は5×5のマス上に現れる玉ねぎをタップし、縦・横・斜めのいずれかを揃えれば点数が入るという、モグラたたき×ビンゴのような新しいタイプのパズルゲームになっている。

ルールが簡単だがステージ数が100もあり、進めるにつれてキャラクターも増えていくため、やればやるほどハマってしまうかも。

 

milliononionhotel_0310_03

 

さて、問題のポエム部分だが、このゲームにはストーリー要素が入っている。

主人公のマッドサイエンティストが「Love&Peace」を掲げつつ核爆弾を持ちながら戦地で平和運動をするという何ともぶっ飛んだ内容になっている。

セリフは無く、キャラクターは動きだけでストーリーを展開していくのもこのゲームの特徴の一つ。理由はセリフが無くても物語は伝えられるから、とのこと。

 iOS版は今年の夏終わり頃にリリース予定。Android版の予定は無いらしい。

 大人のおふざけと本気が絶妙に入り混じった注目作。リリースまでしばしお待ちを。

 

コアゲームス出展タイトル:『街コロ』(3月下旬リリース予定)

 

machikoro_0310_01

 

元々ボードゲームとして制作され、発売されている『街コロ』がスマホの街づくりゲームとしてリメイクされた。

可愛い絵柄で繰り広げられるのはライバル会社とのビジネスバトルである。

プレイヤーは自分の事業というものを持ち、それをサイコロにセットして、出た目の収入を貰うシステムになっている。

 

machikoro_0310_02

 

赤・青・緑の3色は事業の種類であり、緑は自分がサイコロを振った時に、赤は敵がサイコロを振った時に、青は誰がサイコロを振った時でも収入が貰える。

勿論事業によって得られる収入額は異なる。

サイコロを振るだけのビジネスバトルだが、以上の組み合わせにより様々な戦略を立てることが出来る奥深いシステムだ。

 

machikoro_0310_03

 

また、絵柄と世界観からは想像できないような壮大なストーリーもあるらしい。

その気になるストーリーは近々ティザーサイトにもアップされるオープニングムービーでチェック出来るようになるので、乞うご期待。

ティザーサイト http://machikoro.koagames.co.jp/

基本プレイ無料。アイテム課金アリ。iOS版は今月下旬頃にリリース予定、Android版はリリース未定である。

現在行っている事前登録にて、ゲーム内に建てることが出来る温泉旅館が手に入るので是非登録を!

 

Mutations Studio 出展タイトル:『WORLD WAR TITAN FRONT LINE(仮)』(今春リリース予定)

 

wwt_title

wwt_main_visual

 

マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)系リアルタイムストラテジー(RTS)といえば、PC 用ゲームで世界中で高い人気を誇る「ゴリゴリにコア」なゲームジャンル。

プレイヤーが 2 つのチームに分かれ、戦略・戦術が問われるリアルタイムバトルを繰り広げる MOBA 系 RTS の魅力を、短時間で気軽に、かつスマホならではの直感的な操作性で遊べるように開発されたのが Mutations Studio の『WORLD WAR TITAN FRONT LINE(仮)』だ。

プレイヤーは 5 対 5 のチーム戦の中、 仲間と連携しながら 1 ユニットを操作し敵拠点の破壊を目指すのだが、キーになるのがその圧倒的なビジュアルでひと際目を引く「巨人」

巨人はチェスや将棋での「王」のような存在で、自動で進みながら圧倒的なパワーで敵に攻撃する頼もしい存在であると同時に、自分たちの巨人が敵に倒されないよう守らなければならない「アキレス腱」 時にはその牙を自分たちに向けることさえある。

プレイヤーは多数のスキルをカスタマイズした自分だけのキャラクターを操り、チームメンバーと協力しながら、敵巨人の進行を食い止め、味方の巨人を守り、敵拠点の撃破を目指していくことになる。

 

wwt_battle_01

wwt_battle_02

 

BITSUMMIT ではまだ開発途中ということもあり、実際のゲームシステムとは若干異なる部分などがあったが、スマホならではの非常にカジュアルな操作性で、スマホとは思えぬ迫力あるハイクオリティなグラフィックと高いゲーム性を兼ね備えた MOBA 系 RTS となっていた。

本作のディレクターを務めるのは、かつてフロムソフトウェアで『クロムハウンズ』などを手掛けた吉田 卓史 氏。世界観など「そのあたりのエッセンスをしっかり込めた」と語る『WORLD WAR TITAN FRONT LINE(仮)』の魅力についてお話を伺った。

 

bitsummitpickup_01

▲『WORLD WAR TITAN FRONT LINE(仮)』ディレクター:吉田 卓史 氏

 

–9-Bit : 『WORLD WAR TITAN FRONT LINE(仮)』でユーザーに一番楽しんでほしい部分はどこでしょう?

 

–吉田:やはり他のユーザーとオンラインで「一緒に遊ぶ」こと、「みんなで対戦ゲームで遊ぶ」というところを是非とも楽しんでほしいなと思いますね。そしてその中でユーザー同士の「濃いコミュニケーション」を期待しています。

 

–9-Bit :「みんなで一緒にゲームで遊ぶ」ことを求めているユーザーや、それこそ「コア」なゲームを求めているユーザーなら存分に楽しめそうですね。

 

–吉田:ええ、ただ「コア」なゲームだったら、それこそ PC ゲームの「LoL」(※1)などをプレイしてもらえばいいと思うんです。

『WORLD WAR TITAN FRONT LINE(仮)』はスマホで、それこそベットの中で気軽に遊べるような設計となっているので、今の「スマホのゲーム」に物足りなさを感じていた方や、違うタイプの「スマホのゲーム」を友達と一緒に遊んでみたいという方に是非ともプレイしてもらいたいですね。

 ※1:『 League of Legends』(LoL)  世界で最もプレイヤー数の多い PC ゲームともいわれるチームストラテジーゲーム

 

–9-Bit :「スマートフォン」というプラットフォームへの意識が非常に高い作品となっているんですね。

 

–吉田:そうですね、現時点でそういう設計になっています。

ただ今後の展開としては PC との接続や、国外でのイベントだったり「e スポーツ」(※2)的な展開などもできるタイトルかなとは考えています。

※2 「e スポーツ」 エレクトロニック・スポーツの略称でコンピュータゲームをスポーツ・競技として扱う際の名称。年収 1 億円を超えるプロゲーマーも存在する。

 

–9-Bit :それにしてもこのゲームはスマホアプリでありながら、巨人をはじめとしたグラフィックが素晴らしいですね。

 

wwt_titan_01

wwt_titan_02

wwt_character_country

wwt_character_job

 

–吉田:ええ、巨人のデザインアートは『GOEMON』や『バイオハザード ディジェネレーション』などの特殊メイクも担当された百武 朋 さんに依頼してまして、非常にハイクオリティなアートワークになっています。ここも是非楽しんでほしいですね。

 

–9-Bit :本日はお忙しいところありがとうございました。リリースを楽しみに待っています!

 

 

このライターの記事一覧:9-Bit
関連ワード:イベントレポート ,

フォローして最新情報を見る

Twitter Facebook