2013年12月05日(木) 21時21分
  • REVIEW

こんなんズルいわ、絶対カワイイに決まっとるっ! 「汚いなさすがバンナムきたない」型友達生活シミュレーション『クマ・トモ[クマトモと癒しのおしゃべりゲーム]』


しゃべるくりくりお目目のフワフワなクマさん「クマトモ」と友達になって、おしゃべりしながら新しい言葉を教えていく卑劣なほどに可愛らしい育成シミュレーション『クマ・トモ[クマトモと癒しのおしゃべりゲーム]』をご紹介。

 

 

kumatomo_02  kumatomo_03

 

これは卑怯

 

kumatomo_01  kumatomo_04

 

「あざとい」で画像検索したらイのイチに出るんじゃねえかってほどの凄腕「胸キュン☆スナイパー」クマトモが、伏し目がちに「あなたのことを理解するためなの…」とおねだりポーズ決めながら、プレイヤーのプライバシーを登山用スパイクで 100 本ダッシュするかのように全力で踏み荒し「センシティブ☆情報」を掘り起こしていく、「ある意味新手のハニートラップ」と呼べなくもない癒し系友達シミュレーションゲームの本作。

 

 

元々ニンテンドー 3DS 用タイトルとしてリリースされ、その卑怯なくらいに可愛らしいクマトモの姿、仕草、そしてフルボイスでのおしゃべりに「やり口が汚い!」と憤慨しながら鼻血吹き出すユーザーが続出した本作は、スマホ版となり若干ボリュームダウンされた内容とはなったものの、「卑劣極まりない可愛らしさ」はもうサイコー。

 

kumatomo_05

 

たどたどしいのがこれまた可愛らしいフルボイスで、表情豊かに短い手足を動かしてしゃべるクマトモは、おしゃべりして仲良くなるごとに新しい洋服を手に入れ着せ替えることも可能。

ぬいぐるみがヒツジの着ぐるみを着るという大量胸キュン破壊兵器の存在も確認されるこのゲームは、国連査察が検討されるレベルで危険極まりない一本となっている。

 

「しゃべるクマのぬいぐるみ」といったら…

 

kumatomo_08

 

ゲームの基本進行は「なかよしおしゃべり」メニューからクマトモとおしゃべりしてどんどん仲良くなっていくこと。おしゃべりするごとに「なかよしLv.」が上がっていき、いろんな言葉を覚えて多くのおしゃべりができるようになっていく。

おしゃべりは 1回ごとに体力が一つ減少し回復は時間経過。まあこの辺はお馴染みスマホスタイルだが、マイページ上のクマトモは終始動きまくってるし、タップすると様々な声を出してくれるので、暇な時などはクマトモとイチャイチャしてても全然オッケー。

 

kumatomo_06  kumatomo_07

 

おしゃべりは基本的にクマトモからいろんな質問がきて、プレイヤーがそれに応えていく流れ。選択肢をチョイスするものもあれば 12 文字以内で言葉、文章を入力するものもある。いろんな質問に答えることにより、クマトモが新しい言葉とともにプレイヤーの事を徐々に理解していくのだ。

 

kumatomo_09  kumatomo_10

 

まずはプレイヤーの名前とクマトモの名前を決定。筆者はプレイヤー名「ジョン」にクマトモの名前は「テッド」に。ご存じの方も多いだろうがこれは今年日本でもヒットした映画『テッド』から拝借。

しゃべるクマのぬいぐるみといったら今年はこれでしょう。もちろんこのゲームのテッドちゃんはマリフ●ナ吸ったりビ●チとよろしくやったりはしません。

 

kumatomo_11  kumatomo_12

 

職業の質問で「学生じゃないが働いていない」といういよいよ無垢な世界観を R15 指定のノリで汚していく筆者。

しかしそんな薄汚れた筆者に対しても純真な受け答えをするピュアなテッドちゃん。だんだんプレイしていて申し訳ない気持ちになってきたのは私にもまだ穢れなき良心が残っているからでしょうか。

 

kumatomo_13  kumatomo_14

 

「今日のお話」からは、その日限定でクマトモからのお話を聞くことができ、当月の話をコンプすることで「季節のお洋服」がプレゼントされる。聞き逃した分などは「お話パック」として 300 円で購入することが可能だが、無課金で遊びたいユーザーは毎日自分のクマトモから「今日のお話」を聞くようにしておこう。

 

kumatomo_15  kumatomo_16

 

おしゃべりを続けることで「なかよしゲージ」が上昇していき、マックスになるとレベルアップ。レベルアップしていくごとにボーナスとして新しいお洋服がプレゼントされる。最初のお洋服は「みみピアス」というおませさん☆なアイテムが。

獲得したお洋服は「洋服」メニューから着せられ、お洋服を着せると「スペシャル会話」が実行可能になる。さっそくみみピアスをつけたテッドちゃんと会話をしてみることに。

 

kumatomo_19  kumatomo_20

 

すると「ちょっぴり☆大人」な気分になったおすましテッドちゃんが登場。っていうか耳にドでかい安全ピン刺さってますけど。

可愛らしい世界観からは想像だにしなかったパンクな「アナーキー☆イン ザ UK」 的展開に、お前は一体どんな大人になりたいのかとノー☆フューチャーとなったオッサンですらじっくり話し合ってみたい気持ちにさせてくれます。あながち「テッド」という名前は間違っていなかったかも。

お次はプレイヤーに「背伸びしてやらかしちゃったこと☆」という、割とセンシティブな話題をぶっこんでくるパンク☆テッドちゃん。

「J-POP をバカにする」「初体験の年齢サバ読み」などいろいろ考えた結果、封印していた過去の汚点を入力。違うんです、その時その人は独身だって言ってたんです。年上のお姉さんだとばっかり。

 

kumatomo_21  kumatomo_22

 

漢字はNGなので「ひとづまとのあやまち」と入力すると、傷をまな板に載せて塩で板ずりするかのようにトラウマ☆ワードを連発するテッドちゃん。自分の入力内容と会話の内容が妙にマッチしているところが余計に泣けてきます。お前わかってやってないか?

 

kumatomo_23  kumatomo_24

 

このほかにも「プレイヤーの友達」「友達と遊んでいる場所」「趣味」など根掘り葉掘りプレイヤーのプライバシーに全力で踏み込んでくるクマトモ。カワイイ顔してさすがはクマ。肉食系です。

ちなみに筆者が入力した友達の名前は「みぎて」 ごめんなさい。ほんとうにごめんなさい。顔はやめて、女優だから。

 

いや、ホントにカワイイんですってマジで

 

kumatomo_25  kumatomo_26

 

ということで、プレイヤーの汚れ方次第で穢れなき世界観もドイヒーなものとなることを証明した本作。

筆者のような「ヨゴレ」がいっても何の説得力もないのが哀しい所だが、終始表情豊かに動きまくって多彩なモーションを見せてくれるクマトモの可愛らしさといったらもーホントに。

モーションの数々はカメラモードでいつでも写真を撮ることが可能だし、スマホ版となって「合成」感が増してしまったボイスも、意図してるかはともかくとして、「おぼつかない子供のしゃべり方」を演出しているのがむしろグッド。

 

kumatomo_27

 

3DS 版と比べ、タッチした際のギミックアクションが少ないといった物足りない部分はあるし、クマトモの洋服コンプなど、その可愛らしさを満喫するには課金が必要になるが、それがなくたってクマトモの可愛らしさが損なわれることは一切ない。

「今日は何の日」といった豆知識も教えてくれるなど、通勤時間やちょっとした間についつい起動したくなる魅力を持っているので、シミュレーションゲームを最後までやったことのない飽き性な方でも楽しめるだろう。

グラフィックを見て惹かれた方はもちろんのこと、着せ替えゲームや育成ゲームをペット感覚で楽しみたい方、『テッド』をご両親と観た結果終始気まずい空気が漂った中学生の方などにもおススメの一本だ。

 

タイトル クマ・トモ[クマトモと癒しのおしゃべりゲーム]
開発 NamcoBandai Games Inc.
ジャンル シミュレーション
掲載時価格 無料
公式サイト しんゆうができちゃうゲーム クマ・トモ | バンダイナムコゲームス公式サイト

 

 

このライターの記事一覧:ネギトロ
関連ワード:レビュー , , ,

フォローして最新情報を見る

Twitter Facebook