2013年11月28日(木) 19時28分
  • REVIEW

こんなアホの子が忍者なはずがない ドジっ子忍者のポンコツ具合が「はうん」と胸打つ「アホの子はジャスティス」型育成シミュレーション『Clumsy Ninja』


ドジっ子忍者を撫でてくすぐりハイタッチ、時には引きずり回してぶん投げて、忍者が見せる無垢なおバカリアクションに「ムハーッ」と癒されながら一人前に鍛えていく「アホの子はカワイイ」型アプリ『Clumsy Ninja』をご紹介。

 

 

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正直辛抱たまらん

 

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「フル 3D の忍者ゲーム」なんてゲームとしては「石油王のイケメン息子」並みに恵まれた設定を持ちながら、3D のリアルな描写能力を「超絶忍者アクション」ではなく「ポンコツカワイイ忍者アクション☆」に全力で傾けるという、オイルマネーで A●B の握手権付 CD を大人買いするかのような才能の無駄遣いにより生み出された「全力でアホな子育成シミュレーション」となる本作。

 

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このゲーム最大の魅力は「ドジっ子☆動物」みたいなズッコケ忍者の愛らしい「アホの子リアクション」となるのだが、これがそらもう「あざといっ」とわかっていながら「むほおぉぉ」と鼻血出るほど胸に刺さりまくり。

両手両足に風船つければ空飛んじゃうほどフニャフニャに脱力したこの子は、トランポリンやらせりゃ補助なしでは 5 回と飛べない正真正銘のグズっ子。お前ほんとに忍者か? 失敗した後トランポリンの横で子熊のように地べたに座る忍者の後姿がたまらん。

実写化するなら間違いなく主演は高●健だと断言できるほど不器用(clumsy)な忍者の愛嬌たっぷりな間抜けっぷりに、「いやん」とか言いながらついつい色んなトレーニングでいぢめたくなっちゃう、ちょっと S 気味な方には正直辛抱たまらん一本となっている。

 

いぢめる?

 

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忍者に様々なトレーニングを課してレベルアップさせていくのが目的となるこのゲームの基本操作は操作タップ、ドラッグのみ。

フィールドに突っ立ってるポンコツくんの手足や頭などをタップ、ドラッグすることで、忍者の手を持ち上げたり足をかけて転ばせたり、頭を撫でたりすることができる。地面をタップすると忍者がその場所に移動。フィールドを上下左右にスライドするとカメラ位置も動く。

またレベルに応じてトランポリンやサンドバッグなどのアイテムがアンロックされていき、ゲーム内コインで購入し使用することができ、様々なアクションに応じて経験値が獲得できる。

 

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ゲーム進行の基本的な考え方は「街づくりシミュレーション」と同じ。忍者に対してどんなアクションをするかはプレイヤーの自由だが、ナビゲーター役の師匠がプレイヤーに次にどんなアクションをすべきかをタスクとして表示し、それをクリアしていくことがレベルアップの一番の近道となっている。

要は提示されるクエストどんどんこなしてレベルアップしていくという街づくり系とまったく同じ。タスクをクリアしていくことでゲーム内コイン、経験値を獲得していき、さらに新しいトレーニングに挑戦するというのを繰り返していく。

 

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街づくりゲームなら街の可愛さ、リアリティなどが魅力になるわけだが、このゲームのチャームポイントは言うでもなく「アホの子」

風船の浮力にすら抵抗しない忍者の脱力振りはリラ●クマだってもうちょっと歯を食いしばって生きてるんじゃないかと思えるほどで、当然足を払えばすぐコケるし、空に向かって室伏張りに放り投げれば着地は受け身知らずの脳天直下(※この忍者は忍者なので安全です。よい子は決して真似はしないでください)。

 

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しかしどんなことがあってもメゲナイのが「アホの子」の素晴らしい所。何もしないで放置してると「かまってー!」とばかりにハイタッチを要求。またタスクの中には「忍者をこちらに呼んで上手にできたら頭を撫でてあげよう!」なんてム●ゴロウ王国的ミッションも登場する。

早速こちらに呼んでから「よーしよしよしよしっ」と頭をナデナデしてやると幸せそうな笑みを浮かべる愛玩動物。日本人ならば「忍者としてのプライド」についてどう思っているのか二人でじっくり話してみたくなってしまうことだろう。

さらにこのゲームではカメラ機能もついていて、忍者の「ベストショット」を撮って SNS でシェアすることができるなど、徹底して「ポンコツ忍者萌え」を楽しめるようになっている。

 

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タスクをこなしていくことでどんどん経験値がたまってレベルが上がり、さらに様々なモーションをマスターしていくことができる。最初はおバカ動物のようだった忍者も、徐々にカッコイイ動きを見せていくようになる。

 

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もちろんコミカルなおバカアクションだってバージョンアップ。

たとえばレベル6までいくとハイタッチの要求は減り、腕立てで自己鍛錬を始めるなんて生意気な態度を見せるようになるが、そんな忍者にカチンと来て「大人になったつもりかコノヤロー」と全身をくすぐってやると笑い転げながら逃げ回り、樽の陰に隠れるなんてギミックアクションも登場。

子供の成長をうれしく思いながらも「そのままの君でいて」と願い、結果立派な自宅警備員となった不良債権を抱える親御さんのようなアン☆ビバレンツな気持ちも楽しめるようになっている。

 

卵割ったらヒヨコが死んじゃうじゃないですかぁっ!

 

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「アホの子」が魅力だからこそ、当然着せ替え要素も充実。スケートリンクの背景で華麗な、かつオチが明白な滑りを見せる忍者やサンタコスに身を包む忍者などを楽しむことができる。

 

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またこのゲームは一応ストーリー仕立てのステージ制となっていて、レベルアップしていくごとに新しいステージに進み、失踪してしまった友達「キラ」の行方を捜すことになるのだが、まあ基本的にこの辺のことはあんま考えず、ひたすら「ドジっ子萌え」を楽しんでいてOK。

カジュアルかつ小動物に注がれるような「純真無垢な萌え」が楽しめる育成シミュレーションの本作。ネックになるのは日本語対応していない部分だろうが、英語自体はものすごく簡単なものなので、基本的には誰でも気軽に楽しめるようになっている。

街づくりゲームとはちょっとテイストの違う、気軽な育成シミュレーションゲームをお探しの方はもちろんのこと、「おバカ動物」の画像や動画集めが大好きな方、「オムライスを食べられない女」なんてものを本気でアピールする「マジでドジなグズガール☆」な方にもおススメの一本だ。

 

 

タイトル Clumsy Ninja
開発 NaturalMotion
ジャンル シミュレーション
掲載時価格 無料
公式サイト Clumsy Ninja – NaturalMotion

 

 

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