2013年11月22日(金) 19時42分
  • REVIEW

対戦モードが燃え尽きるほどヒート!! 友達みんなで「あの頃」に戻れる最高のオンラインサクサク戦車バトル『ぷち戦車隊~オンライン戦線~』


ファミコン並の快適操作でぷちっこ戦車をサクサク動かしドカンと一発バズーカかます、シングルモードもさることながらオンライン対戦がボンバーマン並に面白れぇ『ぷち戦車隊~オンライン戦線~』をご紹介。

 

 

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ごだいの「棒術スペシャル」で友達と本気の殴り合いしました

 

 

『怪盗グルーのミニオンラッシュ』を筆頭に、コンシューマーにも勝るとも劣らないゲームをスマホの無料アプリで連発するという、ガラパゴス諸島で「ブヒィ!」とブヒるパトロンと一緒にバカンスすることしか能のなかった日本ゲーム業界にとって、以前はよく紅白に電飾背負って現れてたラスボス並に強大な存在となった Gameloft が送るファミコンチックなアクションゲームの本作。

 

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見下ろし画面の中、バーチャルパッドで戦車を動かしタップひとつでバズーカ発射、ひたすら敵をぶちのめすという非常にシンプルなゲームなのだが、下手な「ぽちぽちゲー」よりもはるかにサクサク快適な操作性が気持ちよくて、何よりもオンライン対戦が「ヤバい」ほどに面白れぇ。

 

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このゲームでは「防御」というものが弾をよけるか障害物に隠れるくらいなので、最大 4 名のマッチングで行われるリアルタイム対戦はノーガードのド突き合いデスマッチ。打てや逃げろやの大騒ぎで、ボンバーマンやくにお君の大運動会を彷彿とさせる熱狂具合。

対戦ゲームと聞くと、『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会』の勝ち抜き格闘戦から「リアルファイト」に移行してお母さんにファミコン取り上げられたなんてビタースィート☆メモリーに黄昏る筆者のようなオッサン諸氏も多いことだろう。高校の時はゲーセンのバーチャでよく見たけど。あのアツさが、このゲームで体験できるのだ。

 

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Gameloft のゲームというと、3D をバリバリ駆使したリアル志向な本格派、つまりは「洋ゲー」というイメージを持たれる方も多いだろうし、逆にそここそがガラパゴスさんたちの生きる術でもあったわけだが、今回の Gameloft は実に懐かしくカジュアルなバトルアクションで、しかも対戦モード付というファミコン的アプリで勝負。

まるで社長解雇前の電飾まみれの小●幸子を思い起こさせるような「ラスボス」っぷりを見せつける Gameloft の硬軟問わないゲーム開発レベルに、思わず「そこにシビれる! あこがれるゥ!」と白旗振りたくなる一本となっている。

 

シングルキャンペーンでタンクをアップグレード

 

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このゲームは「戦車世界トーナメント」での優勝を目指す「シングルモード」と、他のユーザーとのリアルタイムオンラインバトルをぶちかます「マルチプレイモード」の二つがあるが、基本はシングルキャンペーンを進めてコインを貯め、自分の戦車をアップグレードしながらマルチプレイに挑むというものになる。

シングルキャンペーンの各ステージにはそれぞれ敵の殲滅やフラッグの獲得といったミッションが設定され、達成することでステージクリア。さらにそれ以外に特定の敵の破壊や制限時間内のミッション達成などにより「スター」を最大3つまで獲得することができ、スターを集めていくことで新たなステージやマップがアンロックされていく。

 

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操作方法は説明するよりさっさとプレイしたほうが早いくらいにものすごく簡単。

画面左下に固定のバーチャルパッドが表示され、これを「ぐりぐり」と上下左右に動かすだけで戦車が移動。攻撃は打ちたい場所、敵をタップするだけ。オプションから攻撃をドラッグに変えることもできる。操作に対するレスポンスが非常に早く、きびきびとした快適な操作性は本当にファミコン的。下手なぽちぽちゲーよりもはるかにサクサクなくらいだ。

フィールド内には敵戦車の他に地雷やミサイルタレット、破壊可能なオブジェクト、さらにはパワーアップアイテムも存在。相手の攻撃は基本「避ける」しか防御方法がないこのゲームでは、タンクの耐久力を超える攻撃を食らうとゲームオーバーとなる。

敵の耐久力はタンクを囲む赤いゲージで表示。自分の耐久力は撃たれることで画面左上に表示され、バイブでも通知される。常時自分の耐久力を表示したければオプションから変更可能だ。

画面下の3つのアイテムボックスには攻撃用のタレットや爆弾、地雷のセットが可能で、任意のアイテムボックスをタップするだけで使用できる。敵やオブジェクトを破壊するとコインが出現し、これを取ることでアップグレードアイテムなどの購入資金がたまっていく。

 

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またこのゲームでは打ったミサイルが障害物に当たるとビリヤードのように跳ね返るという、いかにもファミコンっぽいシステムも特徴。チュートリアルを終えた段階だと耐久力は2発しかないので、障害物の陰から攻撃を防ぎつつ、弾を反射させて敵を撃つという攻撃が重要になってくる。

また敵のミサイルと自分の撃ったミサイルがぶつかると相殺されるので、障害物もなく交わすスペースもない時は、ミサイル同士の相打ちを狙ってみよう。

 

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シングルキャンペーンではステージを進めていくごとに、「戦車世界トーナメント」に出場する様々なライバルキャラクターが登場し、プレイヤーとの対決を挑んでくる。

いずれも戦車の能力、耐久力共に高く苦戦は必至だが、筆者はチュートリアル終了時点のデフォルト状態でも二人のライバルを撃破することができた。無課金でも十分遊べるようになっているのだ。

 

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ステージを進めコインを貯めていったら、今度は戦車をアップデートしていこう。ショップではベースとなる「タンク」に、攻撃力の「キャノン」、耐久力の「アーマー」、移動速度の「ホイール」という 4 つのパーツ、そして地雷、爆弾、タレットのアイテムを購入することができる。

能力の高いタンクや各パーツほど、ゲーム内コインではなく課金アイテムが必要となるが、ゲーム内コインで購入できるタンク、パーツでも十分戦えるものばかり。もちろん課金に抵抗なければガンガン自分のタンクをアップグレードさせていこう。

 

ゲーセンのカツアゲなんかは一種の通過儀礼です(犯罪ですっ☆)

 

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シングルプレイで戦車を強化したら、いよいよマルチプレイに参戦してみよう。

マルチプレイはWi-Fi 環境が必須となるが、何度やられてもリスポン(復活と思えばよろし)するし、やるこた「わー☆きゃーっ」いいながらのドンパチ騒ぎ。サクサク操作で繰り広げるほとんどノーガードなド突き合いデスマッチはもうホントに楽しくて仕方がない。

マルチプレイは 11月 22 日現在、「ワールドバトル」と「カスタムバトル」の2種類があり、前者はマップも対戦相手も完全ランダム。カスタムバトルの方は誰かがホストとなったマップに参戦することも、自分がホストになってマップを選択して対戦することもできる。

 

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4 人の戦車はそれぞれ赤・青・黄・緑の4色に分けられ、あとは目の前に見える敵にむかってバズーカぶちかましていけばいいだけ。もちろんアイテム使用も可能で、フィールド内では時折「ステルス」や「ロケットミサイル」といったパワーアップアイテムも出現する。要はボンバーマンの対戦モードだ。これで盛り上がらないわけがない。

 

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制限時間となると、それまでに撃破した数、やられた数から順位が決定。ちなみに筆者は 2 位で、7 回撃破で 6 回死亡。チュートリアル終了時点のデフォルトタンクで互角以上のシバキ合いを演じて見せた。スゲー面白い。

Wi-Fi の状態が怪しいと、かなりひどいラグが発生したりするが、やはり動作の機敏性が素晴らしく、通信環境さえ問題なければストレスフリーでドンパチ祭りをエンジョイできる。Wi-Fi が途絶えるとログアウトしてしまうので、マルチプレイの時は安定した Wi-Fi 環境が望める場所でプレイしよう。

マルチプレイは課金アイテムのある対戦ゲームとなるため、根本的に無課金ユーザーには不利なシステムにはなってしまうし、また Gameloft らしい、といっていいのか、ともかくヘルプ機能がどうにも痒い所に手が届かない点、またスマホ特有のバーチャルパッド操作の「クセ」が難点にはなるが、カジュアルなくせして本当に熱中できる「ファミコン」的名作に仕上がっているといえる本作。

単調な「カジュアルゲーム」には飽きてしまった「遊べるゲーム」をお探しの方はもちろん、ファミコンの対戦モードで兄弟げんかが絶えなかった方、ゲーセンの格ゲーで勝利した後対戦相手のヤンキーに絡まれたことのある方などにもおススメの一本だ。

 

タイトル ぷち戦車隊~オンライン戦線~
開発 Gameloft
ジャンル アクション
掲載時価格 無料
公式サイト Gameloft

 

 

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