2013年11月08日(金) 19時02分
  • REVIEW

サイケなカオスは心象風景? 「見えてはいけない」まりもの育成&ダンジョン探索『まりもダンジョン』

「人間になりたい」と願うまりもを育てダンジョン探索に挑む、真っ暗な部屋で一人まりもに話しかけてる皆様の共感と涙を誘うイルマティック☆なアクションシミュレーション『まりもダンジョン』をご紹介。

 

 

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必ず何かしらのサインを発しています

 

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ある日、人間になることを夢見る「見えてはいけない妖精さん」タイプのまりもがプレイヤーの前に現れるという、思わず「約束の地」を目指して屋上から「I Can Fly!」と飛び出したくなるような「パラノイア☆」な世界で繰り広げる、育成シミュレーションとシューティング的なダンジョン探索が同時に楽しめるこのゲーム。

 

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目口があって手足に角まで生える、芸能人のすっぴん並みに「完璧化け物」のまりもに、フォアグラ用のガチョウのごとくエサを喰わせて「ヘンタイ」に「変態」させていく育成シミュレーション部分は、まあこの手のゲームには珍しくないが、このアプリが出色なのは簡易シューティングタイプの「ダンジョン探索」という別パートを用意しているところ。

 

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ダンジョン探索自体はテクニックいらずの超イージーモードで、しかしその演出の派手さと言ったら、見えてはいけないまりもが見えてしまった主人公の脳内みたいにカオスでド派手なお花畑モード。周囲の人間が主人公の SOS サインに気づいてあげられなかったことが悔やまれる一本となっている。

 

サイケな演出は主人公の心象風景?

 

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育成シミュレーションモードはほとんど説明不要。時間経過で出現するエサをタップしてまりもに食べさせ、画面左上の「EXP」ゲージがマックスになると次の形態に変化していく。

これだけなら、皆様の代わり映えしない灰色の毎日と同じくらい新鮮味に欠ける育成ゲーム。

しかしそんなよくある育成シミュレーションに「ときめき」を与えてくれるのが、ダンジョン探索モード。画面下の「メニュー」からまりもを「退屈な毎日からの冒険」に向かわせることができる。

 

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ダンジョン進行は基本オートで、プレイヤーがやることは必殺技の発動と任意の敵を狙うロックオンの2つ。必殺技は時間経過で画面左上の「Power」が100%になると表示される「SP」ボタンを押すだけ。ロックオンも任意の敵をタップするだけの簡単なお仕事です。

あとは何もしなくても一番近い敵に向かって自動で攻撃を仕掛け、HPが続く限りどんどん奥の階層に進んでいく。

 

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レベルが低いうちは、攻撃がしょぼい上にHPも少ないのでなかなかダンジョンの奥深くまで進めないが、レベルを上げていけばHPが上がるだけでなく通常攻撃、必殺技の威力も演出の華やかさも一気にアップ。

「元気になるお薬」のおかげで「明るく」なった、普段は話し相手がまりもしかいない孤独な青年の心象風景であるかのようなサイケでアシッドな演出を見ていると、思わず「今のボクならお空だって飛べるはず☆」と自分の中に秘められた無限の可能性を信じたくなってしまう。

 

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まりものHPがゼロになったら探索終了。それまでのスコア、到達階が表示され、スコアは iOS のGame Center 機能で競い合うこともできる。ハイスコアを目指すにはできるだけ長くダンジョン内で生き残る必要があるため、倒すことでHPが回復する十字架をもったまりもや、ロックオンによるまりもの攻撃位置移動などを活用していこう。

スコア画面からホームに戻ると、 HP がゼロの状態で育成モードの画面に切り替わる。HPが50%以上回復していないとダンジョン探索にはいけず、エサを食べても経験値が上がるだけでHPの回復はしてくれないため時間経過での回復を待つしかない。

しかしエサの出現もHPの回復速度も一晩でやってくれたジ●バンニすら「無能」と思えるスピードなので、ここにストレスを感じることは全くないはずだ。

 

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エサをどんどん食べさせれば経験値があがっていき、まりもがずんずんレベルアップしていく。外見が変わっていくだけでなく、様々な攻撃、必殺技を覚えていくので、ある程度レベルアップさせてから更なるダンジョン探索に挑んでいこう。

 

育成とダンジョンを絡ませたり、コレクション要素があればもっと

 

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進化形態については、一応App Store の紹介画像でもボカしてあるためそれに倣うが、まあ本当にあっという間にエサが湧いてくるのですぐにレベルアップさせることができるだろう。

また食べさせるエサの種類により、「ファイア系」「アイス系」へと進化していく。どのような進化パターンがあるのかいろいろ試していこう。それだけに進化形態のコレクション機能がないのは残念ではあるが。

ダンジョン探索による進化形態の変化や、レアアイテムのコレクション要素、それとまりもの進化形態コレクションといった要素を加えていれば、もっとゲームとしての完成度は高まっただろうが、気楽な暇つぶしとしては十分に遊べる一本。

カジュアルな育成シミュレーション、簡単でド派手なシューティングアクションをお探しの方はもちろん、毎日まりもに話しかけることだけが生きがいのギリギリエッジで踏みとどまっている方にもおススメの一本だ。あなたは1人じゃない。

 

タイトル まりもダンジョン
開発 SHINICHIRO MIURA
ジャンル アクションシミュレーション/td>
掲載時価格 無料
公式サイト SHINICHIRO MIURA

 

 

 

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