2016年12月08日(木) 18時42分

『みんゴル』『パラッパラッパー』『アーク ザ ラッド』『妖怪ウォッチ』… 怒涛のタイトル群を発表! 「ForwardWorks Beginning」発表内容まとめ

コンシューマゲーム最大にして最後の大物が遂にスマホへ本格参入― ソニー・インタラクティブエンタテインメント傘下のフォワードワークスが PlayStation の“レガシー”を惜しみなく投入した新作アプリを続々と発表しました。

 

フォワードワークス、『みんゴル』『アーク ザ ラッド』『パラッパ』『どこいつ』等、新作ゲームアプリを発表

 

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株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下「SIE」)が2016年4月に設立したフォワードワークスは、2016年12月7日、コンテンツ発表会「ForwardWorks Beginning」を開催しました。

フォワードワークスは SIE のグループ会社である事から PlayStation と関連したアプリの登場が予想されていましたが、遂にその具体的なタイトルが明らかとなり、PlayStation ゲームタイトルからの驚きのラインナップに加え、新規 IP や新デバイスも発表となり注目を集めています。

 

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▲司会を務めた株式会社フォワードワークス エグゼクティブディレクター 川口 智基 氏

 

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▲イベント冒頭に流れたコンセプト映像。そこにはおなじみのキャラクター達が…!

 

フォワードワークスは SIE が持つ ゲーム・IP のスマホへの展開をメインの事業として据えており、今回の発表ではユーザーの期待に応えて PlayStation の人気タイトル・シリーズの、スマホゲームアプリ化、それも単なる移植に留まらずスマホ向けに最適化されたタイトルが多数発表されました。

 

「ForwardWorks Beginning」にて発表されたゲームアプリ・デバイスの情報・発表内容を写真と共にまとめました。

 

目次

1. みんゴル
2. 勇者のくせにこなまいきだ DASH!
3. アーク ザ ラッド(仮)
4. WILD ARMS (仮)
5. どこでもいっしょ/パラッパラッパー/ぼくのなつやすみ
6. 魔界戦記ディスガイア/夜廻(日本一ソフトウェア)
7. ソラとウミのアイダ
8. Project FIELD (プロジェクト フィールド)/「妖怪ウォッチ」カードゲーム

 

『みんゴル』 名作ゴルフゲームをスマホ向けにアレンジ 開発はドリコム

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フォワードワークスのスマートフォン向けゲームアプリ第1弾として発表されたのは、PlayStation を代表するゴルフゲーム「みんなのゴルフ」のゲームアプリです。正式タイトルも『みんゴル』と略され、より親しみやすい名称になりました。

 

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▲株式会社ドリコム 代表取締役社長
 内藤 裕紀 氏

 

『みんゴル』開発・運営の株式会社ドリコムより内藤社長が登壇し、『みんゴル』の概要を説明しました。

 

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・片手でできる“タップして引っ張って放す”簡単操作で爽快ショットを気持ち良く楽しめるのが特徴。スマートフォンならではのシンプルで直感的な操作を追求。

・キャラクターを育成、世界各地のコースを巡るモードも。

・ちょっとした時間にも楽しめるようにゲームシステムを大幅に見直した。

監修に「みんなの GOLF」開発チームが参加し、「みんゴル」シリーズの伝統を守りつつ新しい要素を多数盛り込んでいる。

 

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配信時期:2017年春 予定(対応 OS:iOS/Android)

 

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『勇者のくせにこなまいきだ DASH!』 スマホ版はマッチパズルに

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プレイヤーは破壊神となってダンジョンを育成し、挑んでくる勇者を撃退するという逆転の発想で人気ゲームとなった「勇者のくせになまいきだ。(勇なま)」シリーズ。スマホ版の『勇者のくせにこなまいきだ DASH!』はそのテイストを活かしつつ、スマホならではのタッチ&スライド操作が楽しいアクションパズルゲームです。

 

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・タッチとスライドでブロックを3つ以上揃えると魔物が発生し勇者に襲いかかる、というシンプルだけど中毒性の高いパズルゲーム

・開発は SIE Japan Studio(フォワードワークスはパブリッシャー)

 

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▲プレイヤーは破壊神となって魔物を生み出し、魔王を勇者の手から守るのが目的だ。

 

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▲操作は王道の「タッチ&スライド」。

 

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▲3つ以上のブロックを消すと、上画面にいる勇者に対して魔物を送り込むことができる。

 

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▲大量にブロックを消せば大コンボで一気に攻撃可能!

 

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▲捕らえた勇者に探索させて集めた素材から新たな魔物を合成… 正に鬼畜の所業!!!

 

 

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配信時期:「2017年夏」(対応 OS:iOS/Android)

 

『アーク ザ ラッド(仮)』(仮) 名作 RPG の続編を産みの親が自ら企画開発

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懐かしの PlayStation の人気ゲームをスマホで復活させるという「Reboot Project」。その第1弾として、初代 PlayStation で「光と音の RPG」のキャッチフレーズの通り派手な演出・重厚なサウンド、そして圧倒的なやりこみ要素で人気を博した「アーク ザ ラッド」シリーズがスマホで甦ります。

 

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▲株式会社オルトプラス 代表取締役 CEO
 石井 武 氏

 

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・開発はオルトプラス。

シリーズ前作の続きを描く完全新作 RPG

・「アーク ザ ラッド」の産みの親・土田俊郎氏を中心に『アーク ザ ラッド 1』『2』を手掛けたオリジナルスタッフが再集結して開発中。

 

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▲「アーク ザ ラッド(仮)」 企画・原案・ゲームデザイン
 土屋 俊郎 氏

 

【スタッフ】
企画・原案・ゲームデザイン:土田 俊郎
シナリオ:米坂 典彦
アート原案・監修:小山 英士/国末 竜一/はやしひろし
音楽:安藤 正容 (T-SQUARE)

 

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▲『アーク ザ ラッド(仮)』の世界観を現すビジュアルが公開された。

 

『WILD ARMS (仮)』 西部劇+ファンタジーの人気シリーズ新作を Wright Flyer Studio が制作

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Reboot Project 第2弾は、西部劇とファンタジーを融合させた世界観と戦略性の高いゲーム性、ドラマチックなシナリオで一躍人気タイトルとなったオリジナル RPG「WILD ARMS」です。12月20日に迎えるシリーズ誕生20周年という節目に、“Reboot”に相応しい復活を果たします。

 

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▲株式会社 Wright Flyer Studio 代表取締役
 荒木 英士 氏

 

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「WILD ARMS」歴代キャラクターが登場し新しい物語を描く完全新作 RPG。

・開発は『消滅都市』『追憶の青』等、RPG を得意とする Wright Flyer Studio

・開発メンバーは子供の頃に PlayStation で『WILD ARMS』を楽しんでいた世代のスタッフが中心。

・象徴的な口笛の曲をはじめ、前作の音楽制作を担当したなるけみちこ氏が楽曲制作に参加。

・監修は『WILD ARMS』のシナリオを担当した金子彰史氏

 

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▲金子彰史氏のメッセージ全文

 

『どこでもいっしょ』『パラッパラッパー』『ぼくのなつやすみ』 PS の人気キャラがスマホに登場

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PlayStation を代表するこれらの3つのタイトルについても、スマートフォンに最適化された新しいタイトルとして順次展開される事が発表されました。

 

『魔界戦記ディスガイア』『夜廻』 日本一ソフトウェア、スクウェア・エニックスとの共同開発を発表

フォワードワークスでは PlayStation で様々なタイトルを開発してきたソフトメーカーとスマホゲーム市場でも協業に取り組んでいます。そういった取り組みの第1弾として、日本一ソフトウェアの2タイトルのスマホゲームの共同開発を発表しました。

日本一ソフトウェアとしてはスマホゲームに完全にシフトするのではなく、コンシューマゲームに引き続き注力し新しいゲーム・IP を創出し、その二次展開・メディアミックスの一環としてスマートフォン向けにその IP のゲームアプリをリリースしていくという戦略となっています。

 

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▲株式会社日本一ソフトウェア 代表取締役社長
 新川 宗平 氏

 

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【タイトル】
・魔界戦記ディスガイア
・夜廻

 

また、スクウェア・エニックスとも共同開発事業を展開する事が発表されました。

 

『ソラとウミのアイダ』 広井王子原作の完全オリジナル新作

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フォワードワークスでは過去の資産を活用するだけではなく、完全新規タイトルの開発も進められています。その第1弾タイトルが『ソラとウミのアイダ』です。

 

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▲『ソラとウミのアイダ』原作・総監督
 広井 王子 氏

 

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・海から魚が消えた未来の世界で、「宇宙漁 尾道宇宙漁師育成センター女子部」を舞台に宇宙空間に設けられた「宇宙生け簀」で漁業に挑む6人の美少女「宇宙漁師」の成長を描く物語。

 

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・ゲームの内容は「宇宙漁」と「キャラクターとのコミュニケーション」の2つが大まかな要素。

・プレイヤーは6人のキャラとコミュニケーションを取ってサポートするという立ち位置。

 

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・舞台は広島県の尾道。尾道市役所・関係者の協力もいただいており、現実の尾道の場所が登場したり、タイアップも計画している。

・尾道を舞台にした理由は、広井氏が約5年台湾に滞在した際にしまなみ海道や尾道がアジアでブームとなっているのを知り、尾道を舞台にすることでアジア向けにもアピールできるのではと考えたため。

・2016年1月にフォワードワークスから広井氏に声をかけ、制作スタート。

・広井氏にとっては本格的なモバイルゲーム開発はこれが初となる。

・現在の開発進捗状況は、シナリオが10%、デザインは25%。システムはほぼ完成

テストプレイを2017年春頃に予定。

 

Project FIELD (プロジェクト フィールド)/「妖怪ウォッチ」カードゲーム

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ソニーと共同開発する「Project FIELD」は、スマートデバイスにパッド型の新しいデバイスと IC チップを搭載したカードを使って遊ぶ、“次世代型”スマホゲームプラットフォームです。

 

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▲ソニー株式会社 Field 事業室 室長
 坂本 和之 氏

 

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▲「Project FIELD」専用パッド

 

・商品コンセプトは「アナログな“物を触る”体験にデジタルのスパイスを加える」「デジタルによってカードやフィギュア等の“物”に新たな息吹を与える」。

・専用パッドはスマートフォンと Bluetooth で接続。2台のパッドを接続してのプレイヤー同士の対戦にも対応

・パッドの上にカードを置くとゲーム画面にキャラクターやアイテム等が出現。カードの移動・向きも検知し、様々な操作に対応。

IC チップは読み取りはもちろん書き込みも可能。ゲーム内でカードを育ててオリジナルのカードを作る、といった遊びも可能に。

 

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これまではゲームセンター等の限られたところでしかプレイできなかった“リアルカード+デジタル”のリッチなカードゲームが手軽に楽しめるようになる「Project FIELD」。その第1弾タイトルとして株式会社フォワードワークス・株式会社レベルファイブ・株式会社バンダイとの協業により「妖怪ウォッチ」シリーズタイトルの開発が発表されました。

 

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続々と打ち出されるビッグタイトルに圧倒されっぱなしのフォワードワークスコンテンツ発表会となりましたが、2017年はフォワードワークスの登場によってスマホゲームアプリの勢力図が大きく変わるかもしれませんね。

いずれのタイトル・プロジェクトも続報が待たれますので、9-Bit でも引き続き追いかけてまいります。

 

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