2013年11月07日(木) 20時20分
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噂のドえらいゲーム出はりました。 華麗で上品、ちょっぴり薄味? 洗練された「京料理」型ソーシャル RPG 『ドドド!ドラゴン ~七つの秘宝~』

リリース前から「ドえらいゲーム」と銘打ちティザーサイトなどでも大々的に展開していた期待の新作ファンタジー RPG『ドドド!ドラゴン ~七つの秘宝~』が iOS で先行リリースされたのでご紹介。

 

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はんなりしたRPG になってはります

 

 

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地上を追われた人とドラゴンが共生する浮遊大陸と、「巨獣」が徘徊する地上世界を舞台に、波乱万丈の冒険ストーリーを楽しめる超王道ファンタジー RPG として注目を集め、いよいよ満を持して先日 iOS 版が先行リリースされた本作( Android も 11月中リリース予定)。

スマホのソーシャル RPG において超 A 級レベルのアプリがリリースされる昨今、公式自ら「ドえらいゲームがやってくる!?」と煽り、まるで「ワタシ最近カレに振られちゃって」なんて飲み会で意味ありげに人の目見つめながら言ってくる女の子みたいに数多くのユーザーを「その気」にさせた本作は、確かに非常に高クオリティ。

 

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可愛らしくデフォルメされた「ドラゴン」と「ソルジャー」たちが、画面内でワイワイガヤガヤ動きまくりながら、ドでかい「巨獣」相手に繰り広げるドえらいバトルは、これまでの「ぽちぽちゲー」では絶対に実現できなかった水準にある。

まあ正直なところ、筆者を「その気」にさせた「ドえらいゲーム」といううたい文句については、終電過ぎた深夜に男の部屋まで来た女の子に「そんなつもりじゃないんだけど」と言われたような肩すかし感を覚えてしまったのは事実。シャワーまで浴びたのに?!

もちろん大前提としてこのゲームはスゲー面白い。筆者はプライベートでも間違いなく続ける。が、それこそ『ブレイブフロンティア』や『HELLO HERO』などを超えるかもと勝手に期待していた身からすると、サウンドを含めた演出面が若干「お上品」で「薄め」という印象を受けてしまった。

それでも、いよいよスマホアプリにおいて、これだけ洗練されたクオリティのゲームが「普通」に、次々とリリースされるようになったことを改めて示していて、何にでも醤油をだばだばかけるような「味は濃ければ何でもいい」なんて連中にうんざりしている方にもおススメの一本となっている。

 

スキルを考慮しはった編成が重要ですえ

 

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物語は、旅の途中とある王国から立ち上る「のろし」を見つけた主人公が、王国の大臣から「地上」について調べている最中に行方不明となってしまった3人のお姫さまを探し出す依頼を受けるところから始まる。

 

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プレイヤーは「火」「水」「森」の属性を持った3人の姫の中から、一番最初に救出する姫を選択する。特にパラメータ等の差はないので、好きな属性、姫さまを選べば OK 。はじめに選んだ姫の属性により、その属性をもった星3つ以上のレアドラゴンが最初のパーティメンバーとして手に入る。

 

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ドラゴンを手に入れたら次はお姫さま救出メンバー編成へ。パーティは前衛・後衛の最大6体編成で、ドラッグ操作でドラゴンを任意の位置にセットしていく。ドラゴンによっては前衛と後衛の2マスを必要とするものいる。

ドラゴンの配置位置は、基本的には「スキル」をベースに考えていくことになる。たとえば「広範囲タイプ」のミンクルは、中断にセットした場合自分のスキル「ウォーター拡散」で全範囲に攻撃することができるが、下段にセットした場合一部攻撃不可エリアが出てしまう。

 

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またドラゴンに「ソルジャー」を乗せることで、攻撃力アップなど様々な補正効果が付与される。ソルジャー自身も乗っているドラゴンにシールドを張る「プリンセスガード」や、他のドラゴンのクリティカル率をアップさせる「集中小支援・斜」といった様々なスキルを持っている。

特にドラゴンの耐久力は割と「紙」レベルで、前衛に壁役を置きたくともぺらっぺらの紙にしかならないため、ガード系や回避系のスキルはかなり重宝する。ドラゴンのスキルだけでなく、ソルジャーのスキルも考慮し前衛・後衛の編成をしていこう。

 

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編成が終わればいよいよ冒険へ。クエストはお馴染み「スタミナ型ステージ制クエスト」で、「冒険力」を消費して「ぽちぽち」とステージを進んでいく。敵にエンカウントするとバトル開始。

コマンドとオートと組み合わされたようなターン制バトルでは、初めにドラゴン、ソルジャーが持っている「オートスキル」が発動し戦闘準備完了。そこからプレイヤーは攻撃方法として、任意のドラゴンによるスキル攻撃か、「全員通常攻撃」かを選択する。

1体のドラゴンをホールドしたまま後方にスライドさせて指を離すとスキルが発動。一度スキルを発動すると、次の使用までに一定ターンを消費する必要がある。スキル発動を取り消したい場合はホールドしたまま前に戻せばいい。1体がスキル攻撃を発動すると、その他のパーティメンバーはオートで通常攻撃を仕掛ける。攻撃対象のターゲティングはできず、一番近くの敵に向かって攻撃をしていく。

 

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スキル発動が可能なまま数ターン「溜める」と、溜めたターン数だけスキルの威力が上昇。「溜めゲージ」はHPゲージの下に「●タメ」として表示される。ザコ相手には極力「全員通常攻撃」で撃破していき、スキル攻撃は強敵相手に残しておこう。

 

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ステージボスを撃破したら、道中で手に入れたゲーム内コイン「ルド」や発見したドラゴンを獲得することができる。経験値が溜まり「王国レベル」が上がると、行動力の「冒険力」の上限もアップしていく。

 

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また「大臣クエスト」を受けていると、ルドやフレンドランキングの指標となる「名声」、課金アイテムの「ドド玉」などが報酬としてもらえる。大臣クエストでは新しいソルジャーを獲得することもあるため、常にミッションを確認してから冒険に出発しよう。

 

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レイドボスとなる「巨獣討伐」戦ではフレンドと一緒に戦い「コンボ」を継続させ大ダメージを与えることができる。まあこの辺は「ソシャゲ」と同じシステムで、「討伐力」を一つ消費して制限時間内でのレイドボス討伐を目指していく。

 

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フレンドは通常のクエストでもゲストメンバーとしてHPアップの補正効果や援護攻撃などしてくれるが、やはり巨獣討伐戦でのコンボ、援護が一番その効果が大きい。巨獣を討伐すると「秘宝」が手に入り、7種類の秘宝すべてを集めると…?

 

もうちょと、飛びぬけとる部分あったらよろしおすねんけどなぁ

 

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そのほか「ガチャ」や「合成・進化」などはお馴染みのソシャゲシステム。『ブレイブフロンティア』や『チェインクロニクル』などと同じく、ベースはソシャゲで、それをコンシューマー並にリッチ化したアプリのため、非常にカジュアルに、かつ本格的に楽しめるようになっている。

のだが、個人的にはどうにも「無難にまとまって」しまっているように感じられ、「ドえらいアプリ」という割にはもうワンパンチ足りない印象を受けてしまった。

もちろん「ゲーム性はスゲー高くて面白い」という前提の元での不満点だが、サウンドの迫力ももう一歩足りない気がするし、何か飛びぬけたものがもう一つ欲しい気がしてしまう。

ただそれはこのアプリに対してリリース前から、バレンタイン当日朝の男子中学生みたいな妄想を描いていた、何にでも醤油かけて食べてしまう味覚障害な筆者の言い分。これまでの「ソシャゲRPG」と比較すればキャラクター、演出、サウンド面を含め「薄味」なんてことはないし、信じられないくらいハイレベル。十分「ドえらいゲーム」に仕上がっている。

「ぽちぽちゲー」では絶対に味わえない高品質の超王道RPGを、ソシャゲのようなカジュアルスタイルで楽しみたい方はもちろん、関東の黒々しいうどんのおつゆに嫌気がさしている方、胡散臭い京言葉にはもっと嫌気がさしている方などにもおススメどすえ。

 

タイトル RPG-ドドド!ドラゴン~七つの秘宝~/ドラゴンと共に巨獣とド迫力バトル!/ドドドラ
開発 NHN PlayArt Corporation
ジャンル RPG
掲載時価格 無料
公式サイト 巨獣!神獣!ドドド!ドラゴン!!

 

 

 

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