2013年11月06日(水) 18時00分
  • REVIEW

腹黒くたってカワイイは正義☆ あざとい「どせる」と一緒にパズルでご当地グルメコレクション『たたかえっ!ぱんどせる!!~グルメ大王と魔法のパズル~』 

グルメ大王から日本各地のご当地グルメを取り戻すためムカつくほどに可愛らしい「ぱんどせる」たちがスライドパズルでグルメ大王の手下どもと戦う『たたかえっ!ぱんどせる!!~グルメ大王と魔法のパズル~』をご紹介。

 

 

tatakaepandoseru_01

 

※但しカワイイ子だったら許す模様

 

tatakaepandoseru_02 tatakaepandoseru_03

 

ピクニックのお弁当をグルメ大王に盗まれてしまった「ぱんどせる」や「にゃんどせる」といった「どせる」たちが、自分たちのお弁当を取り戻すついでにグルメ大王が集めたご当地グルメもふんだくっちまおうという「桃太郎スピリッツ」がほとばしる「毒を食らわば皿まで」型のスライドパズルアクションとなる本作。

 

atakaepandoseru_04 tatakaepandoseru_05

 

鬼退治のついでに財宝も奪った桃太郎のごとく、目的のはずのお弁当には目もくれず、ゴルゴ 13 もビックリなスナイプぶりでひたすらご当地グルメだけをコレクションしていく「どせる」たち。

「カワイイは正義」というゴキゲンすぎるアッパー思想が蔓延する現代社会において、動物とランドセルを組み合わせた可愛らしいキャラクター「どせる」たちをあえて「悪役」とすることで、「カワイイアピールする奴ほど腹黒い」というこの世の普遍的真実をコロッと騙されがちなモテない男性諸氏に教えてくれる一本となっている。

さすがに最近アヒル口って減りましたよね。あれはホント虫唾が走ってダメ。

 

カワイイくせして高めなパズル性

 

tatakaepandoseru_06

 

毎度おなじみスタミナ型のステージ制となるこのゲーム。行動力の「げんき」を消費して沖縄から北海道まで日本縦断しながら、各ステージのモンスターをパズルバトルで撃破してご当地グルメを集めていく。

 

tatakaepandoseru_07 tatakaepandoseru_08

 

ステージ進行はターン制バトル。1ターンの制限時間内にプレイヤーがパネルを動かし、フィールドの枠内に同じパネルを4つ揃えて「大パネル」を作って消して敵を攻撃していくのだが、特徴的なのは一つのパネルを動かそうとすると「列」も一緒に移動するというところ。

選択したパネルを横に動かせば、その「横一列」がスライド、縦に動かせば「縦一列」がスライドと、ルービックキューブのようなパズルとなっていて、カワイイくせして「脱いだらすごいんです」みたいな高めのパズル性がゲームにのめり込ませてくれる。

1ターンの制限時間が終了すると、その時点で消した大パネルの種類、数に応じてどせるが先制攻撃し、それから敵が反撃してくる。ステージ内の敵すべて倒せばクリア。パーティが全滅したらゲームオーバーだ。

 

tatakaepandoseru_12

 

敵の攻撃によりどせるのHPがゼロになっても、パーティが全滅していない限り、大パネルを消して4つのハートゲージを満タンにすることができれば復活させることができる。1つのハートゲージにつき一つの大パネルが必要。

同じ色の大パネルを2つ並べて同時に消すと、攻撃でもハート回復でも威力の高い攻撃、回復が行える。さらに属性効果も当然あるため、やみくもに大パネルを作ってすぐ消していくよりも、属性効果を狙った大パネルを複数枚作ってから一気に敵を蹴散らしていこう。

 

tatakaepandoseru_14 tatakaepandoseru_15

 

ステージの最後にはステージボスが登場。ボスを倒すとステージクリアとなり、道中で手に入れた「食材」を手に入れることができる。だが「レシピ」を獲得するには、画面左上にあるターンカウントがゼロになる前にステージクリアをしなければならない。

少ないターン数で攻略するには、効率的にパネルを消していくことが重要だが、それと同じくらい欠かせないのはどせるたちの能力アップ。どせるたちはご当地グルメを食べることでレベルアップしていくのだ。

 

tatakaepandoseru_16 tatakaepandoseru_17

 

ご当地グルメは「料理」メニューから作ることができる。レシピにより食材が必要となるため、足りない場合はステージから取ってくるか、もしくは「ショップ」から購入することができる。

基本どの料理を食べさせても経験値は上がっていくが、どせるにはそれぞれ「大好物」の料理が存在し、それを食べさせることで経験値が大幅にアップする。食材があるなら「大好物」を食べさせレベルアップさせていこう。どせるをレベル20まで育てると…?

 

「カジュアルゲーム」としては満点に近い完成度

 

tatakaepandoseru_18 tatakaepandoseru_19

 

ステージを進めていくことで「ぽんどせる」や「ぴょんどせる」など、その狙いすましたあざとさに感心しながら悶絶しそうなくらい可愛らしい仲間のどせるが増えていき、どせるのコレクション要素も楽しめるようになっている。

回復スキルなどを持ったどせるも登場し、よりバトルが有利に進めるようになっていく。レアなどせるなどはショップで購入することもできる。

 

tatakaepandoseru_20 tatakaepandoseru_21

 

そして何より、仲間が増えることでスライドパズルのパネル数が増え、パズル性が高まるところが最大の特徴。さらにパネルが増えることで「必殺技」ともいえる特大パネルを作り出すことができるのだ。

 

tatakaepandoseru_22

 

特大パネルの攻撃演出は、「出てくるアプリを間違えたんじゃないか?」と思えるほど北斗●拳でドラゴ●ボール。持ってるのはピコハンだけど。

ステージによってはボスだけでなくザコキャラもかなり手ごわいこともあるので、レシピ獲得など少ないターン数でのクリアを目指すうえでも、特大パネルや属性攻撃を活かしてステージを進んでいこう。

必殺技のシステムなど、スマホアプリとしてはほとんど欠点がないと言っていい良作で、「スタミナ制限のあるゲームなんてゲームじゃない」なんていう「コンシューマー教」を信仰されている方以外なら、本当にまんべんなく楽しむことができるだろう本作。

個人的にはどせるの「キャラ立て」という意味で、大好物だけでなく嫌いな食べ物や、どせる同士の相性などがあれば「キャラゲー」としてもっと楽しめただろうなという感想は持ったが、本当にケチつけるところがそれくらいってレベルで、カジュアルゲームとして「完成」されている。

どせるたちの可愛らしさが胸に刺さった方やパズドラやぷよクエとはまた違いパズルRPG を楽しんでみたい方はもちろんのこと、「カワイイアピールする奴ほど腹黒い」とわかっていながら「それでもあの娘だけは違う!」と小悪魔に躍らされる懲りない男性諸氏などにもおススメの一本だ。

 

タイトル たたかえっ!ぱんどせる!!~グルメ大王と魔法のパズル~
開発 e-Dragon Power Co.,Ltd.
ジャンル パズル RPG
掲載時価格 無料
公式サイト たたかえっ!ぱんどせる!!~グルメ大王と魔法のパズル~

 

 

 

このライターの記事一覧:ネギトロ
関連ワード:レビュー , , , , ,

今週の注目ゲーム記事

フォローして最新情報を見る

Twitter Facebook