2013年10月30日(水) 20時46分
  • REVIEW

母さん、今日も日本は平和です。 「もうやだこの国」型変態お仕置きアクション『おしおきパンチガール!!!』

電車内に現れた鉄格子付きの病院から脱走してきたタイプの「紳士」を、制服姿でボクシンググローブつけた「普通の」女子高生が成敗する「よくこれアプリ審査通ったな」型アクション『おしおきパンチガール!!!』をご紹介。

 

 

punchgirl_01

 

2020年、この国ではオリンピックが開催されます

 

punchgirl_05

 

20XX年、スーパーヘンタイ紳士たちにより脅かされた日本の正義を守るため、ボクシンググローブと赤いアイガードをつけた制服姿の女子高生が、紳士たちの「マグナム.44」をパンチでお仕置きしていくという、かつて「美しい国」を標榜した某国首相が聞いたら全力で検閲しかねない「表現の自由」にアグレッシブに挑むお仕置きアクションとなる本作。

Apple と Google はアプリ審査でなぜリジェクトしなかったのかと問い合わせたくなる世界観はしかし、「アイツらはいつだって正しく間違えている」と海外に絶賛される「ヘンタイ大国・日本」の現状に、ハイレグビキニのエッジの効いた角度並に鋭く切り込んでおり、「こんな国で本当にオリンピックを開催していいのか」と改めて国民に問いかける問題作となっている。

 

「バカゲー」のくせしてちゃんと遊べるナマイキなゲーム性

 

punchgirl_06

 

最終戦争後の暴力が支配する世界並に混沌とした設定を持つこのゲームだが、システム自体は非常にシンプル。

Free to Play のスマホアプリではお馴染みのスタミナ型のステージ制で、「行動力」を消費しながら「スーパーヘンタイ紳士」が出現するステージを「お仕置き」で攻略していくアクションゲームとなっている。

 

punchgirl_04

punchgirl_07

 

「ジェントルメン」の出現に車内の女性客が黄色い悲鳴をあげるという、これまで自分が生きてきた宇宙の法則が乱れそうなビビットな演出の後に「紳士」と友達が少なそうな格好をした女子高生・秋山もみじが登場。

プレイヤーは秋山もみじをタップで操り、パンチの効いた「愛すべきバカ」たちにパンチ・キックを連打していく。

 

punchgirl_08

punchgirl_09

 

各ステージのクリア条件は「つるし上げタイム中にどれだけワザをヒットさせられるか」

「ダンディな風流人」たちは、初め無防備の「つるし上げ」状態にされていて、その間にプレイヤーがセットしたワザを叩き込み、画面左上に表示されているヒット数を達成するとステージクリア。

ワザは「ワザ選択」メニューから最大4つまでセット可能で、画面下のコマンドボタンを連打するだけのカンタン操作。

 

punchgirl_10

 

つるし上げタイムが終わると、変態(直球)は床に崩れ落ちていく。が、つるし上げタイムが終了してからこそが攻略のポイント。

変態(性的な意味で)は完全にノックダウンする前なら、いくらでもワザをヒットさせることが可能。いわゆる「浮き上がらせ攻撃」で地面にはいつくばらせないように連続攻撃を繰り出すことが、ステージクリアの上では女性専用車両導入よりも超重要となっている。

ワザコマンドには矢印で攻撃方向が示されていて、上方向の「ヒダリのアッパー」連打で空中にとどまらせるなど、連打しつつ繰り出す技も瞬時に判断していかなければならない。さらに「間合い」も存在し、モミジが変態(幼い頃は天使のよう)を追い越したり、逆に距離が離れすぎたりすると攻撃がヒットしない。

開発者に病院を紹介したくなるような「おバカゲー」のくせして、ナマイキにもある程度のテクニックが必要とされるゲーム性を持っているのだ。

 

punchgirl_11

punchgirl_12

 

また一定数までヒットさせると「カイチンの一撃」という、いよいよこれ考えた奴は金属バ●トでフルスイングしたほうが良いんじゃないかと思わせるボーナススキルが発動。

攻撃するごとに変態の「重力」が強くなり、浮き上がらせ攻撃が難しくなるのだが、「カイチンの一撃」が発生すると「ぶたれるのって、昇天するほど超快感☆」という「夜の五反田ロジック」が変態どもの脳内を駆け巡り、重力がリセットされ体が一気に浮き上がるのだ。

 

punchgirl_13

 

変態どもには「珍ポイント」がそれぞれ設定されていて、そこに攻撃を繰り出すと「珍ヒット」が発生。こちらも変態どもが浮き上がり、連続攻撃を繰り出すチャンスとなっている。ヒットを重ねて「ゲキチン」させていこう。

ちなみに「ヌルヌルスワン」さんの珍ポイントは股間に伸びるスワン。「股間に連打」という小学生並みの発想を、いい年したオッサンたちが嬉々として開発したかと思うと割とマジで泣けてきます。

 

まだあると信じたい

 

punchgirl_14

punchgirl_16

 

ゲームを進めていくことで経験値とゲーム内通貨「ダルマコイン」の他に、HENTAI(世界共通語)の宝物で、すべてを集めるとレアなワザを覚える「珍品」などが手に入る。もちろんダルマコインで新しいワザや様々な補正効果の付いたコスチュームの購入も可能。

クリア条件以上のヒット数を達成することで三段階の星評価がもらえ、さらに他のユーザーとのランキングも楽しめるやりこみ要素もあるため、ワザやコスチュームで能力アップを図ってダウンを許さぬ鬼コンボを目指すこともできる。

 

punchgirl_17

 

ローディング画面の「本気でカワイソウ」と涙を誘うおバカ演出など、「日本人の共同幻想は死んだ」と確信できる設定を持ちながら、簡単な格ゲー要素も取り入れ、一発ネタではなくきちんと「ゲーム」として楽しませるという、本来なら賞賛すべき姿勢を持ったこのアプリ。

素直に褒めるよりも先に理不尽な怒りを覚えてしまうのは、「珍ポイントは股間のスワン」なんて人をバカにしまくった設定を褒めることで、自分の中にまだある「大切な何か」を失いたくないからだが、そんなものはとうに捨てた「年中アタマがお花畑」の方なら絶対に楽しめる一本。まだ俺は捨ててない、と信じたい。

カジュアルな格闘アクションをお探しの方はもちろんのこと、大阪の「セーラー服おじさん」やアンパンマンマーチに合わせてレオタード姿でダンスする「町田駅でセクシーダンスを踊るおっさん」などに憧れる、「黄色い救急車」の緊急出動が必要なジェントルメンにもおススメの一本だ。お巡りさん、ここです。

 

タイトル おしおきパンチガール!!!
開発 e-Dragon Power Co.,Ltd.
ジャンル 日本オワタ型変態お仕置きアクション
掲載時価格 無料
公式サイト おしおき☆パンチガール!!!  女子高生がヘンタイをおしおきするカジュアルアクションゲーム

 

 

 

このライターの記事一覧:ネギトロ
関連ワード:レビュー , , ,

フォローして最新情報を見る

Twitter Facebook