2013年10月15日(火) 18時28分
  • REVIEW

脳トレ以外も意外と脳トレ 「ちゃんと遊べる」からこそ「長く続けられる」脳トレ型RPG『脳トレクエスト2』

「脳トレ」自体は良くある問題ばかりだけども属性・相性・育成要素を取り入れたダンジョン RPG にしたことで「続けられる脳トレ」に仕上がった暇つぶしにも頭の体操にも最適な『脳トレクエスト2』をご紹介。

 

 

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「続けられる」から何度でも遊びたくなる

 

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今年の東京ゲームショウ出展タイトルでもあり、試遊する来場者を大量のコンパニオンで問答無用に取り囲むや「アタマよくなーれ♪」という衝撃的にアタマの悪い合いの手で晒し上げ、プレイした方に「羞恥プレイの快感」という新しい人生観を発見させてくれることでも話題となった脳トレ型 RPG となる本作。

まあゲーム自体はそんな「知りたくもないニューワールド」とは一切無縁、「ダンジョンRPG」のバトル部分に「脳トレ」を取り入れただけの、まあ「ありがち」なアプリなのだが、これがなかなかどうして。

 

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脳トレ系アプリは、特に「長く続ける」という部分で「飽きが来るのが早い」ものが多かったが、本作はバトル面で「脳トレ」以外に「属性」「相性」「育成」要素を取り入れ、「ダンジョンRPG」部分をしっかりと作ったことで「頭の体操」というよりもまず「ゲーム」として飽きずに楽しめるのが魅力。

実はゲームショウ当日にこのアプリについて、担当者の方から「新規以上にリピーターが非常に好調」とのお話を伺うことができたのだが、それも納得のゲーム性。ゲーム自体が楽しいから、「続けられる脳トレ」としても楽しめる一本となっている。

 

脳トレよりも頭使うゲーム性

 

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ゲーム進行は流浪の番組よりも毎度お馴染みとなったスタミナ制。画面上部に表示されている「元気」を消費して「探索」から各ステージを脳トレバトルで攻略していく。脳トレの種類、ラウンド数、フロア数はステージごとに変わっていく。

 

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脳トレはリアルタイムバトルで、表示されるクリア条件通りに画面内の答えの中から正解をタップしていくとモンスターに攻撃を繰り出すことができる。

問題開始と同時に画面奥からじりじりとモンスターがにじり寄ってきて、フィールド内にぼんやりと浮かぶ白いラインまでたどり着くとプレイヤーに向かって攻撃開始。画面上部のプレイヤーHPがゼロになったらゲームオーバーだ。

脳トレは数字や四則演算だけでなく文字、等号記号など様々用意されていて、初見は戸惑うかもしれないが、問題自体の難易度は高くないのですぐに答えを見つけることができるだろう。

 

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当然脳トレで素早く正解していけば、敵が攻撃してくる前に撃破することができるという寸法なのだが、このゲームでは脳トレの解答速度そのものは「攻撃力」に転化されない。攻撃力は装備している武器のパラメータと、さらに「属性」「タイプ」「距離」が影響してくるのだ。

モンスターと武器防具には「火」「森」「土」「雷」「水」の5属性がそれぞれ割り振られていて、火は森、森は土、土は雷、雷は水、水は火に強いという関係を持つ。また属性以外に「斬」「打」「刺」の3つからなる攻撃タイプも存在し、攻撃タイプの耐性もモンスターごとに割り振られている。

 

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おまけに武器はすべて敵との「距離」により攻撃力が変化する。武器タイプは5種類で、超近距離の「ハンマー」に近距離タイプの「剣」、近距離~中距離の「槍」、中距離の「弓」と「ブーメラン」、遠近問わずの「銃」となる。

つまりプレイヤーは、モンスターの「属性」と「攻撃タイプの耐性」、さらに「脳トレの解答速度(敵との距離)」をも考慮したうえで「脳トレ」に挑む必要があるのだ。これこそが単に答えを見つけるだけの脳トレと一線を画すポイントで、ある意味脳トレよりも頭を使ってプレイヤーを熱中させる「ゲーム性」となっている。

プレイヤーは武器を「右手」と「左手」に装備することができ、攻撃はその時点で最も大ダメージを与える武器を自動選択してくれるので、バランスを考え属性や攻撃タイプが異なるものを装備しよう。もちろんゆっくり確実に脳トレで正解するため、防具を強力なものにして武器は「超近距離」のハンマーを両手装備といった戦術だってアリだろう。

 

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敵を攻撃していくと、それに応じHPゲージの下に伸びるMPゲージが貯まっていき、フルゲージとなって光り出したキャラアバターをタップすると、装備しているアクセサリーに付与された「スキル」を発動させることができる。

またこのゲームはパーティ制ではなく、基本アバターキャラのソロプレイで挑んでいくことになるが、ボスや「強敵」と表示された敵との戦闘で自分がピンチに陥ると、フレンドになったプレイヤーが「助太刀」に来てくれることがある。

数多くのプレイヤーとフレンドになっていたほうがダンジョン攻略が効率的となるため、完全なソロプレイよりも他プレイヤーとの交流も積極的に行っていこう。

 

ちゃんと作れば、新しさはなくても「遊べる」

 

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ステージをクリアすることで新しいアイテムなどが手に入るほか、「ガチャ」を使って強力なアイテムを手に入れ、さらに「アイテム合成」で武器防具のレベルをアップさせるといった辺りは「ソシャゲ」でお馴染み。

ガチャは課金アイテムの「賢者の石」を使って回すことになるが、ステージクリア報酬などで手に入る「ガチャチケット」でも各ガチャを回すことができるし、序盤は「賢者の石」自体がかなりの頻度でもらえるので無課金ユーザーでも武器強化をしていくことができる。

それにこのゲームは装備変更でキャラアバターの外見も変化するので「着せ替え」要素も楽しむことができる。チケットや賢者の石が集まったら遠慮なくガチャを回していこう。

 

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またスタミナの「元気」がなくなった時には「タイムアタック」で「元気パン」を獲得し元気を回復させることができる。タイムアタックはフレンド同士で記録を競うこともできるので、スタミナがなくなった場合はタイムアタックで記録更新を目指してみよう。30分経過でスタミナは回復するので、その時間つぶしにもちょうどいいだろう。

まあはっきりいって基本は「ソシャゲ」で、ゲームシステムや演出など、「目新しさ」は全くないといってもいいアプリだが、それでも確実に「遊ばせる」レベルに作り上げているのが見事。ある意味「ソシャゲの洗練化」ともいえるアプリで、リピーターが多いというのも素直に頷ける。

脳トレモノのファンやソシャゲタイプの気軽さで楽しめるダンジョン RPG をやってみたい方はもちろん、「すぐに飽きちゃんだよねぇ」とか言いながら脳トレに限らずダイエットなども割とすぐ投げ出しがちな方、ゲームショウで「アタマよくなーれ☆」の晒し上げを喰らい自分の中に新しい性癖が芽生えてしまった方などにもおススメの一本だ。

 

タイトル 脳トレクエスト2
開発 Geisha Tokyo Entertainment, Inc.
ジャンル 脳トレRPG
掲載時価格 無料
公式サイト Geisha Tokyo Entertainment, Inc.

 

 

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