2013年10月09日(水) 19時33分
  • REVIEW

【病みつき注意】 ドツボにハマる面白さ。 やめれらなくてとまらないレトロでドットなスネークアクション『Nimble Quest』

『Tiny Tower』などでお馴染み NimbleBit からリリースされているスネークゲームで「ハマると元に戻れんぞ」ってくらいにドハマりするドットレトロアクションの秀作『Nimble Quest』をご紹介。

 

 

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悔しいけれどお前に夢中

 

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フィールド内をスワイプ操作で移動しながら、攻撃レンジ内の敵をオートアタックで倒して仲間のヒーローを集めていき、最大16人もの縦長パーティを作ってひたすら敵をぶっ倒しまくりハイスコアを目指すスネークアクションRPGとなる本作。

ドットグラフィックとファミコン世代の琴線に触れる BGM がもたらすレトロな世界観は言うまでもなく最高なのだが、なんといってもこのアプリで一番「ヤバい」のは「やめらないとまらない」ゲーム性。

 

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本気で頭くる難易度を誇りながら、スタミナ不要で何度もプレイ可能なシステムに、「次こそ絶対に!」とプレイヤーをソノ気にさせるシンプルなゲーム性、スワイプオンリーの操作性が生み出す中毒性はまさに「悪魔の誘惑」

ちらちらパンチラさせながら、すべてを包み込む笑顔でモーションかけてくる壇蜜のような甘美な罠に、「ちょっとだけなら…」のつもりでフラーっと乗ってしまえばもう最後。あとは謎の占い師にハマった女芸人よりもドツボにハマること間違いなしの一本となっている。

 

頭が無事なら「ヘビ」は生き残る

 

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完全英語表記となるこのゲームのルールは、心の汚れてしまった皆様でも「世界中の人と分かり合うのに言葉はいらない」という綺麗ごとが信じられるくらいにシンプルかつ直感的。

チュートリアル画像を見てもらえばそれが嘘でないことは一目瞭然。英語がわからなくても「移動はスワイプ」「敵倒して出てきた『HERO』を拾えばパーティに加わる」「敵や壁にぶつかれば一発ゲームオーバー」という「ニュアンス」は十分通じるだろう。

操作は上下左右のスワイプでの移動のみで、気を付けなければいけないことは180度ターンができないこと。逆方向に進みたいなら二段階右折のように2回スワイプしなければならない。

攻撃は敵がアタックレンジに入ったタイミングで自動に発動。攻撃範囲はキャラのタイプにより異なり、攻撃力や敵からの攻撃の耐久力も変わってくる。まあこの辺はやってきゃわかる。

 

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ヘビのようにうねうねと縦に長い、最大16人ものパーティを作れるこのゲームだが、最初に選択できるのは3名で、しかもプレイヤーキャラとして選べるのは1人だけ。

パーティーメンバーはステージで敵を倒して集め、ステージクリアで新しいヒーローをアンロックしていくことになる。

 

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「プレイヤーキャラが障害物や敵に激突すると一発NG」が基本のゲームオーバー条件だが、それ以外に敵の攻撃を受けることでキャラのHPゲージが減っていき、プレイヤーキャラのHPがなくなってもゲームオーバーとなる。

ゲームオーバーになった場合、課金アイテムの「トークン」を使って「リトライ」しない限りまた第一ステージへ出戻る羽目になるが、スタミナなんてものはないため何度でプレイ可能だ。

 

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パーティーメンバーが攻撃を受けHPがなくなれば、そのメンバーも死んでしまうが、先頭のプレイヤーキャラが死なない限りゲームは続く。

いなくなった仲間も敵を倒していけばまた出現してくれるので、それを拾えば再度パーティに加わる。たとえ尻尾を切られ手足すら失っても、「頭」さえ無事なら何度でも蘇る。

如何にして先頭のプレイヤーキャラにダメージを受けさせないか。これがこのゲームの、「スネークアクション」の攻略ポイントとなるのだ。

 

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敵の攻撃パターンも近距離・遠距離様々で、うかつに直進していたらプレイヤーキャラばかりダメージを喰らい、たとえその後ろに10人を超えるパーティがいたって意味がない。

敵には相対するのではなくヘビのようにうねうねと、上下左右のスワイプ操作でとぐろを巻くように回転しながら「尻尾で攻撃」していくことが重要。このコツをつかんだ途端、一気に「スネークアクション」の面白さが倍増する。

すべてを飲み込むハリケーンのような爽快感がクセになること間違いなしで、ゲームオーバーを迎えても「次こそは絶対に」という気にさせてくれる。

また敵を倒すことで撃力アップなどの特殊アイテムや、キャラ・アイテムのアップグレードが行えるゲーム内通貨「Jem」の他、体力回復アイテムも出現する。常に先頭キャラのHPを意識し、尻尾で敵を薙ぎ払いつつ体力を回復させながらステージを進めていこう。

 

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新しいヒーローがアンロックされると、以降はプレイヤーキャラとして選択することもできる。

各ヒーローいずれも能力が異なるが、基本は「近接攻撃で耐久力強め」「遠距離攻撃で耐久力弱め」のいずれかだ。デフォルトキャラで難しいと感じたら、別のニューヒーローを試してみよう。

 

後半は正直課金したほうが…

 

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またソーシャル機能として「アリーナ」がある。アリーナに入るには「Courtyard」ステージにたどり着き、さらに課金アイテムのトークンと「ギルド」に所属する必要があるが、ギルドメンバーのアリーナでの成績により報酬がもらえるなど、他ユーザーと楽しむこともできる。

だが、正直後半の難易度はキャラ育成や、各ステージでボーナス効果が付与されるアイテム抜きではかなり厳しい。

 

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キャラ育成やアイテム購入、アイテムアップグレードはゲーム内通貨のジェムや課金アイテムのトークンを使用し、特にジェムはプレイしていけば自然に溜まっていく。しかしそれでも無課金だと途中での「停滞」は避けられないだろう。

コイン集めやレベルアップのため何度も同じステージを繰り返さなければならず、さらに「リトライ」にも課金アイテムが必要なので、無課金ユーザーにとって、特に後半は「良作業ゲー」というよりは「苦痛な作業ゲー」と化してしまう印象は否めない。

あと1点気になるのが、最初は有料アプリとしてリリースされ、その後何度か無料セールとなっては有料に戻り、現在また無料アプリになっているところ。特に記載はないのだが、また有料に戻ってしまった場合、金払ってさらに課金が必須というゲームバランスとなるだけに、さすがに二の足踏んでしまうユーザーが数多いだろう。言っても85円だけどね。

まあいくつか不満点や懸念点があるものの、渦を巻くような「スネークアクション」で敵を一掃していく爽快感、シンプル操作でありながら一筋縄ではいかない難易度、何度でもプレイ可能なシステムと、まさにプレイヤーを熱中させる要素をすべて兼ね備えた一本と言っていい本作。

「スネークゲームって何?」って興味を持たれた方はもちろん、ファミコンチックなドット絵、BGMでゲームを楽しみたい方、占い師に相談していたら完璧後戻りできなくなるくらいドツボにハマった方などにもおススメの一本だ。

 

タイトル Nimble Quest
開発 NimbleBit
ジャンル アクション
掲載時価格 無料
公式サイト NimbleBit

 

 

 

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