2016年07月01日(金) 18時55分

VRゲーム、ドローン、アトラクション… 日本発・最新 VR コンテンツを体験 「Tokyo VR Startups Demo Day」イベントレポート

株式会社 gumi はメディア・投資家を対象に VR(Virtual Reality) イベント「Tokyo VR Startups Demo Day」を開催し、同社が支援する VR コンテンツ開発会社5社の商品・サービスを披露した。

 

gumi、Tokyo VR Startups Demo Day を開催 gumi が支援する最新 VR コンテンツを体験

Tokyo VR Startups とは

「Tokyo VR Startups Demo Day」イベントレポート

 

Tokyo VR Startups は gumi が主催する VR に特化したインキュベーションプログラムだ。2016年1月より第1期プログラムが開始され、資金・オフィス・機材の提供、VR 技術や会社経営のプロフェッショナル“メンター”による指導等、VR 商品・サービス開発に必要な支援を行っている。

 

「Tokyo VR Startups Demo Day」イベントレポート

▲Tokyo VR Startups のメンターには、元 ソニー・コンピュータエンタテインメント取締役会長の丸山茂雄氏や元 スクウェア・エニックス・ホールディング代表取締役の和田洋一氏等、そうそうたるメンバーが名を連ねる。

 

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「Tokyo VR Startups Demo Day」イベントレポート

▲インキュベーションプログラムには各種セミナー、イベント等により VR 開発環境はもちろん会社経営を円滑に進めるための支援も含まれる。

 

gumi 代表取締役社長の國光宏尚氏が今回のイベントの講演で語ったところによると、國光氏は2015年10月にアメリカで VR ビジネスが盛り上がっているという話を聞き、実際に現地に赴き VR 関連のスタートアップ企業やインキュベーションプログラムの活況振りを見て VR 事業の可能性を確信。北米の VR/AR 事業の第一人者で、gumi も参画する VR 専門ベンチャーファンド・The Venture Reality Fund 社代表の Tipatat Chennavasin 氏と手を組み、The Venture Reality Fund と Tokyo VR Startups を立ち上げ、VR 事業に参入した。

 

「Tokyo VR Startups Demo Day」イベントレポート

▲(左)株式会社 gumi 代表取締役社長 國光宏尚氏
 (右)The Venture Reality Fund GP Tipatat Chennavasin 氏

 

北米で VR 事業への投資を主に行う The Venture Reality Fund に対して、Tokyo VR Startups は日本での投資・支援に特化しており、國光氏曰く「北米は投資・開発を含め VR 分野はかなり先行しており、このままでは日本はこの分野で世界に取り残されてしまう。日本発で世界に通用するベンチャー企業を作りたい」という思いから設立されたという。

今回のイベントは、第1期プログラムで Tokyo VR Startups の支援を受けた5社が開発した VR ゲーム、サービス等を企業・投資家向けにお披露目し、協業や投資を募るという目的で開催されたもの。一般向けには開放されなかった今回のイベントから、今後一般にも提供・販売されるであろう最新の VR コンテンツをご紹介しよう。

 

『Chaine Man』「真・三國無双」シリーズ開発者が作る VR 時代の「バイオハザード」

「Tokyo VR Startups Demo Day」イベントレポート

 

株式会社桜花一門が開発する VR 専用ゲーム『Chaine Man』は記憶を失った主人公が迷宮の謎を解き明かしていくという一人称視点のアクションアドベンチャー。主人公は手錠をかけられているが物を自在に動かすことができる超能力を身につけており、フィールドにある武器や銅像等のオブジェクトを使ってモンスターと戦いながら謎を解いていく。

 

「Tokyo VR Startups Demo Day」イベントレポート

 

VR コンテンツでよく問題になるのが、3D ゲームでもよくあるいわゆる「VR 酔い」と言われる現象だ。画面上の動きと実際の動きにわずかでもズレが生じると気持ち悪くなってしまうというものだが、『Chaine Man』では VR 酔いをせずに自由にフィールド内を移動する技術が用いられており、3D 酔いしやすい筆者もしばらくプレイしていてほとんど気持ち悪くなることはなかった。3D 酔いに弱いゲーマーには嬉しい限りだ。

 

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▲「VR 酔いしない VR ゲーム」を実現するためにはこだわり抜いて設計された映像表現とコントローラ。

 

また、モニターには第三者視点でプレイヤーがプレイしている様子を見ることができて、プレイヤーと観客のコミュニケーションが楽しめるのも売りの1つとなっている。

 

「Tokyo VR Startups Demo Day」イベントレポート

 

ゲームの内容は、迷宮等のステージを探索しつつ、ゾンビや巨大な岩石モンスターと戦うという極めてオーソドックスなもの。フィールドに落ちている剣や棒を拾ってモンスターに体当たりしたり(「ドルアーガの塔」の攻撃方法に近いイメージかも)投げつけて倒していく。現状では「バイオハザード」を標榜するには少々寂しい内容だったが、リリースされる頃には敵キャラやギミックも盛りだくさんな内容になっているはず。

 

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▲Playstation VR、Oculus Rift、HTC Vive に対応。

 

『Chaine Man』は Playstation VR 向けに2017年8月に発売される予定。また、10月には Oculus Rift、11月には HTC Vive 向けにも順次発売される。

 

Chaine Man (株式会社桜花一門)

 

「Tokyo VR Startups Demo Day」イベントレポート

▲株式会社桜花一門
 高橋建滋氏

 

(次ページ:もう1つのゲームタイトル“VR 脱出ゲーム”、VR とアナログが融合した VR アトラクションをご紹介!)

 

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