2013年09月13日(金) 19時00分

【クリスマスおもちゃ見本市2013】App Store・Google Play・Amazon以外にも存在する「アプリマーケット」とスマホ型トイ

「アプリを入手する」と言うと、真っ先に思い浮かべるのはApp Store、Google Play。最近だとKindleの普及によってAmazon Appstoreも有力なアプリ配信先の1つだ。他にもキャリア系のdマーケット、auスマートパス等も利用している人は多いだろう。

今回は、そういったスマートデバイス向けのアプリマーケットとは全く異なる世界を紹介しよう。

 

メガハウス「tap me」専用アプリマーケットで子供に安心なアプリを提供

 

株式会社メガハウスのブースで注目商品として展示されていたのが、子供向け専用タブレット「tap me」だ。

 

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「tap me」は先の東京おもちゃショーでも出展されていたが、発売後の販売状況も好調のようでCS放送・地上波放送でのTV CMも9月から12月にかけて投入することでより一層認知が高まることになりそうだ。

 

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「tap me」を購入すると、既に約30種のアプリがプリインストールされている。しかしそこはさすがAndroidタブレット、当然Wi-Fiでネットに接続しアプリをダウンロードすることによって更にアプリ、ゲームを増やすことができる。

そのアプリをダウンロードするために用意されているのが「キッズアプリマーケット」だ。

 

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これはメガハウスが独自に用意しているアプリマーケットで、「tap me」専用となっている。現在約200種のアプリがダウンロード可能となっているおり、アプリ、ゲームの他にも電子書籍や音楽等のコンテンツも独自に配信されているのだ。

ソフトはメガハウスが独自に開発したものもあるが、大半はサードパーティーが開発しているアプリとなっている。

 

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画面のインターフェースはApp StoreやGoogle Playと比べるとシンプル過ぎて却ってやや使いにくい印象を受けたが、小さい子供でもすぐに遊べるようなコンテンツの多さが子供専用タブレットというこの商品ならではの強みだ。

こういった独自アプリマーケットを展開できるのもAndroidならではといったところだろう。

 

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セガトイズ「ジュエルポッド」「JSポッド」はスマホ「型トイ」でもアプリをネットで追加可能。恋愛ゲームまで!?

 

東京おもちゃショーで数多く見られた「スマホ型トイ」は今回のクリスマスおもちゃ見本市でも多く見られた。自分専用のスマホが欲しい子供と、本物のスマホを持たせるのは躊躇する親のニーズがうまく合致した製品だからこそ、高い人気を誇っているそうだ。

そんな中、見本市の事前に行われた業者による今年のクリスマスおもちゃ人気投票で見事に「女の子向け玩具部門」で第1位を獲得したのが、株式会社セガトイズの「ジュエルポッド ダイアモンドプレミアム」、そしてその姉妹商品の「JSポッド プレミアム」だ。

 

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こちらは先に紹介した「tap me」とは異なり、Android等ではなく独自のシステムで構築されたものだ。画面も本物のスマホには劣るものの、おもちゃとしてはよくできていて、人気が出るのもわかる出来栄えだ。同社ブースのスタッフによると、発売以来「売れ行き好調」だという。

 

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今回の出展で目を引いたのが、この「ジュエルポッド ダイアモンドプレミアム」「JSポッド プレミアム」で遊べるアプリを追加することができる専用ソフトの存在だ。

 

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これらの専用ソフトはSDカードで提供・販売され、本体のSDカードスロットにこのソフトを挿すことで遊ぶことができる、というものだ。ソフトは4種類が販売され、それぞれ搭載されるアプリの種類が異なるのだが、中にはイケメンキャラとの恋愛ゲームが楽しめるという父親としてはねだられたら困るようなソフトもあるのが驚きだ。

 

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更に、追加アプリ・コンテンツはネットでも配信されている。

プレミアム専用HP限定ダウンロード
http://www.jewelpet.jp/products/premium_series/pop01.html

本体にはインターネットに接続する機能はない(通信は赤外線通信のみで、友達とのメールのやり取り等も赤外線通信で行われる)のでPCでファイルをダウンロードし、SDカードに保存して本体に挿すと遊ぶことができるという形態になっている。

現時点ではスタンプ、音楽が配信されているのみだが、簡単なアプリならばわざわざソフトを買わさずとも配信することができるので商品の魅力を引き延ばすには有効な手段になりうるだろう。

 

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本物のスマホさながらにケース等の専用アイテムも用意されており、女の子の「スマホ持ちたい欲」をバッチリ満たせているのではないだろうか。

 

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女児向けスマホ市場が更に加熱!? バンダイからは「アイカツフォンスマート」

 

その「ジュエルポッド」「JSポッド」に対抗せんとバンダイから登場したのが、アニメでも人気の「アイカツ!」の劇中に登場するアイテムをおもちゃにした9月下旬発売予定の「アイカツフォンスマート」だ。

 

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こちらもスマホライクのインターフェースで友達とのメールや様々なアプリで遊ぶことができるスマホ型トイだ。

 

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ゲームセンター等で遊べるデータカードダス「アイカツ!」用のカードをスキャンすることで「アイカツフォンスマート」の中のきせかえアプリでそのカードに描かれているコスチュームをアバターに着せたり、データカードダスでプレイする際のカードの攻撃力を計算することができる等、データカードダスとの連携で遊ぶことができるという点が大きな特徴となっている。

 

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「アイカツフォンスマート」もアプリやフレーム、デコパーツ等をソフトで追加することが可能で、こちらは専用マイクロSDカードで提供・販売される。

 

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ブースの担当者によると、「ジュエルポッド」「JSポッド」のようなネット経由でのアプリダウンロードについては「現在検討中」との事だが、他社商品の動向次第では展開の可能性はありそうだ。

 

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おもちゃと言えど、長く楽しませるためのアプリダウンロードサービスは必須か

 

最初に紹介した「tap me」と後半のスマホ型トイで形態は異なるが、ハードの寿命を長くするためにも魅力的なアプリが次々に追加できるというのがおもちゃの世界でも当たり前になってきている。スマホのアプリも次々に新作が、しかも基本無料で続々登場し消費されていっているが、この流れはおもちゃの世界でも同様なようだ。おもちゃもゲーム・アプリと同じように「買ってもらったら終わり」ではなく、その後の「サポート」がますます重要になっていきそうだ。

 

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