2013年07月23日(火) 14時05分
  • REVIEW

ずっと俺のターン! エンドレスパワーエサ状態のパックマン操り大都会から地下の国までいろんなステージを駆け巡れ☆『パックマンダッシュ!』

「最も成功した業務用ゲーム機」としてギネス認定され知名度の高さからアメリカでは「80年代のミッキーマウス」とも称された世界で最も有名な日本ゲームの一つ「パックマン」の最新作『パックマンダッシュ!』をご紹介。

 

 

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目指せゲーム界のガチ●ピン

 

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世界各国の四十オーバーのオッサンゲーマーにとっては問答無用の「レジェンド」、生まれて初めて触ったゲーム機がプレステなんていうケツの青い若造にとっては、名前は聞いたことあるといった感じの「ゲーム業界の北島●郎」的大御所パックマンの最新作となる本作。

「名は体を表す」スタイルの「まんまなタイトル」からもわかるように、スマホアプリとなった本作は「迷路の中のドットイーター」から「ランアクション」ゲームに様変わり。

とにかくステージ内を走りまくって時間内にハイスコアを目指すのが目的だが、随所に工夫が見られ、可愛らしいポップな世界観、超簡単なカジュアル操作を併せ持ち、ゲームとしての完成度は非常に高め。

 

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ややもすると、「自称コア」を気取るめんどくさいのをこじらせた方々から「こんなのパックマンじゃない」と難癖を受けそうだが、『パックランド』や『ハロー!パックマン』など、昔からパックマンさんは大御所とは思えぬフットワークの軽さで様々なジャンルのゲームに挑戦するお方。

着ぐるみのくせして宇宙にまで旅立った冗談みたいな化け物ガチ●ピンを彷彿とさせる節操のなさ、じゃなくてチャレンジャー精神を武器に、「ぶっちゃけセ●のソニ●ク」というセンシティブなジャンルに挑むアグレッシブなパックマン△。

「パクリじゃねえか」なんて批判を「面白けりゃいいじゃん!」とまさしく「パックマン」よろしく飲み込む豪放磊落な一本で、誰でも気軽に遊べる痛快爽快ランアクションゲームとなっている。

 

ずっと俺のターン!

 

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ゲームの方は時間制の横スクロールアクションで、制限時間内にできるだけ長い距離を走りハイスコアを目指すという実にシンプルなシステム。

ステージが開始するとパックマンはオートで画面右に向かって走り出すので、プレイヤーは画面右下のジャンプアイコンをタップしてパックマンを飛び移らせていく。画面左下のゲージは「アイテムゲージ」で、これがマックスになることで「ダッシュ」などの各種効果を持ったアイテムが使用可能になる。

本作のパックマンは「ずっと俺のターン!」と言わんばかりの「エンドレスパワーエサ」状態なので、初期状態からフィールド内の「クッキー」と「モンスター」を食べまくることができる。

ゲームオーバーは「タイムオーバー」のみで、下に落下しても敵にぶつかってもオールオーケー。細かい操作を気にせずガンガンハイスピードアクションを満喫できるのが最大の魅力だ。

 

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「クッキー」は様々なパワーアップアイテム購入の際に必要となり、また「モンスター」食べることで制限時間が加算されていく。

アイテムは「ダッシュ」のほかに、一緒にステージを駆け巡る「バディキャラ」のフィギュアや一気に蹴散らす「タンク」など現バージョンで19種類。

 

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一緒にステージを駆け巡るフィギュアは、使用することでモンスターを集めたり凍らせたりするほか、パックマン自身が2段ジャンプや3段ジャンプなどを行えるようになる。

またゲームごとに一定数のクッキーやモンスターを集めるといった「ミッション」が存在し、クリアすることで報酬アイテムがもらえるのだが、特にモンスター集めにフィギュアは効果的。クッキーを取りまくっていろんなパワーアップアイテムを装備していこう。

 

オンライン時のみ体力回復というのはさすがにちょっと…

 

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また可愛らしいポップな世界観が前面に押し出されているのも非常に魅力的。デフォルメされたカラフルなキャラクターたちをセーブアイコンとして使用できるなど「痒い所」に手が届くニクイ仕様を実現している。

シンプルなランアクションゲームとしての完成度に加え、カラフル&ポップな世界観と、カジュアルなランアクションゲームとしては非常に完成度の高い本作。一見スキはなさそうに見えるが、実は「さすがにこれは…」とげんなりした仕様が一つ。行動力の回復方法だ。

このゲームは行動力となる「ハート」を一つ消費してプレイする必要があるが、このハート、常時オンライン状態でないと回復しないのだ。しかも、たとえばWi-Fi接続中に切れてオフラインになると、それまでに回復した体力がゼロになってしまう。いや、これはさすがに「あんまり」すぎる。

課金アイテムで体力回復させることはもちろん可能だし、無料アプリでありながらゲーム内広告が表示されないので、マネタイズとして課金アイテムの購入が非常に重要なのは理解できる。

 

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が、これは正直無課金前提のユーザーは「お試しプレイ」で数回遊んであとはもうプレイしなくなってしまうのではなかろうか。これだったら広告を入れるか、もしくは初めから有料アプリとしてリリースしたほうがよかったのでは…。

まあもちろん、ゲーム内容から「課金の価値あり」と判断するユーザーも数多いだろう。それくらい高い完成度を持ったゲームとなっている。課金判断は当然ユーザー次第とはなるが、少なくとも一度「お試しプレイ」しておくには絶対に損のない一本。

ハイスピードアクションが好きな方、特に羽田あたりの音速ハリネズミファンなどにもおススメの一本だ。

 

タイトル パックマンダッシュ!
開発 NamcoBandai Games Inc.
ジャンル アクション
掲載時価格 無料
公式サイト PAC-MAN DASH!

 

 

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