2013年07月11日(木) 20時06分
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ついに「映画のようなゲーム」がスマホでも! グラフィック、カメラワーク、音響演出、すべてが高次元で絡み合いプレイヤーをゲーム世界に引き込むTPS型サバイバルホラーの傑作『Dead Space』

北米ゲーム業界の巨人EAが誇る大傑作サバイバルホラーアクションで、有名レビューサイトでも「ここ数年で最も怖いゲーム」7位に選ばれるなど各所で絶賛される『Dead Space』シリーズのiOS版が無料になったのでご紹介。

 

 

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これこそが「映画のようなゲーム」

 

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植民星イージス7からの脱出と生き残りをかけ未知の変異生命体「ネクロモーフ」との激しい戦いに挑む『Dead Space』から3年後の舞台で、『Dead Space2』への布石となるiOS版の本作。

まあいわゆる「外伝」的な位置づけで、メインストリームからは外れた作品ではあるものの、『Dead Space』シリーズ最大の特徴である「臨場感あふれまくりでシャレならんほどの恐怖」はスマートフォンアプリになっても健在。

高画質でぬるぬると動くクリーチャーたちや、恐怖を一層引き立たせるカメラワークにサウンド演出と、「これがホントに無料でいいの?!」って聞きたくなるレベルのクオリティ。特に音響演出は、ゲーム内でヘッドフォン使用が推奨されるほどのこだわりよう。いやマジこえー。

 

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すでに『Dead Space』シリーズでの「映画的演出」の素晴らしさについてはいたるところで絶賛されていることだが、本作でも余計な説明が入ることなく、プレイしているだけで「ヤバい状況」を理解できる形になっているから、ゲーム世界への没入感が半端ない。

単にホストみてえな人形面のキャラがかっこつけてポーズを決めてる映像なんかではなく、無駄な説明を省き映像と音だけでプレイヤーに状況を把握させ、臨場感たっぷりに作品世界にのめり込ませる演出のことを「映画的」と呼ぶのだということが非常によくわかる作品で、それを無料のスマホアプリでやっちゃうってんだから本当にすごい。

実は本作は以前より有料アプリとしてリリースされていて、もちろん有料アプリとしても圧倒的な評価を得ていたものの、なんとそれがここにきて突然無料。もちろん好みの問題があるし、そもそもホラー系がダメという人には無理強いできないし、日本語未対応なので英語がダメってなると厳しいが、そうじゃないなら是非ともプレイしていただきたい一本となっている。

 

基本は「移動」「攻撃」「キネシス」で、全部画面タップorスライドオンリー

 

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ゲームシステムはTPS(サードパーソンシューティング)。「洋ゲー」をたしなんでいる人なら説明不要だろうが、要はプレイヤーが三人称視点(サードパーソン)で操作キャラを動かし敵を銃やナイフでバンバンぶっ倒していく(シューティング)ゲームってこと。

基本的な流れは「ネクロモーフ」たちとバトルしながら、フィールド内の「パワーボックス」などを破壊したりして次のエリアに進んでいくという流れで、動作は「移動」「攻撃」「キネシス」。

いずれも画面のタップもしくはスワイプ操作のみで行えるし、一番初めのチュートリアルですべてを練習できるようになっているので心配しなくとも大丈夫。

まずキャラ移動は画面左側を上下左右にぐりぐりとスライドさせるだけ。画面右側は視点移動で、こちらも上下左右のスライド操作でプレイヤーの視点を切り替え移動と併せて操作する。

 

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次に攻撃。まず初めの基本武器は「PLASMA SAW」でこれは王様的直訳(高速道路の星)でもわかるように「プラズマノコギリ」。ターゲットに近づくと画面左上に、上方向の矢印とともに「swipe」と表示されるので、プレイヤーはこの矢印をなぞるように上にスワイプすると、プラズマノコギリでターゲットをぶった切ることができる。

 

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もう一つの基本武器が「PLASMA CUTTER」で、まあレーザーガン。これはまず「AIM」(構え)してから打つ(FIRE)必要があるんだけども、レーザー銃を装備しているときは、画面右サイドを一回タップするとエイムして、もう一度タップすることで発射する。銃の向きをティルト操作で切り替えることもできるが、これもチュートリアルで確認できるのですぐに覚えられるだろう。

また弾のリロードは銃を構えた状態で、銃の残弾数表示のところをタップすればOK。ただ装填するエネルギーがない状態なら当然リロードできないので注意しよう。オプションメニューでオートリロードの設定に切り替えることもできるので、慣れないうちは設定を切り替えたほうがいいだろう。

 

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あとは倒れた敵やオブジェクトを踏みつける「ストンピング」と、障害物などを掴んで投げることができる「キネシス」。いずれもターゲットに近づくとアイコンで指示されるので、その通りにやればいいだけだ。

ストンピングは下向きの矢印アイコンが表示されるので、なぞるようにスワイプすれば「グシャッ」とターゲットを踏みつぶすことができる。キネシスは、磁石のようなアイコンを一回タップするとそのオブジェクトを掴むことができ、もう一度タップすると放り投げることができる。

他にもゼロGジャンプや武器の変更などあるが、都度アイコンが表示されプレイヤーに指示がでるのでほとんど迷うことはないだろう。

 

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また本作ではロケーションサポートシステムがあり、画面右上の「D」のようなアイコンをタップして、左下に展開された稲妻のような矢印アイコンをタップすると、次の目的地への道順を光で照らし出してくれる。

FPSやTPSといった、プレイヤー視点が制限されているタイプのゲームになれていないユーザーは、どこに行けばいいのか、今自分がどこにいるのかといったことを見失いがちなのだが、本作ではシンプルかつ直感的な操作性と、アイコンやロケーションなどのサポートシステムのおかげで、TPS初心者でもすぐにプレイできるようになっている。

ちなみにこのゲームは臨場感を高めるため、HUD(ヘッドアップディスプレイ)表示を極力避けている。そのためプレイヤーの体力ゲージも背中のラインで表しているのだ。体力は時間経過で回復し、回復アイテムはない。ヤバくなったら距離を取って回復を図ろう。

 

個人的にはスマホでのTPSプレイがどうにも…

 

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チュートリアルが終わったらいよいよ「ネクロモーフ」たちとのバトルだ。といっても「ハイこれでチュートリアル終わりだよ☆」みたいな区切りはなく、いきなり緊迫感のあるBGMが流れだしプレイヤーに敵との遭遇を「予感」させてくれる。

この辺の音響やカメラ的演出がホントに見事で、いちいち説明せずにプレイしているだけで状況を理解できる形になっているから、ゲーム世界への没入感が半端ない。

 

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気持ちがリセットされることなく次から次へと「最悪な事態」が降ってわいてくるから緊張感と恐怖感が常にマックス状態で、まさしく「映画的」。この辺のクオリティは「洋ゲー」の中でもトップクラス、つまり地球規模でトップクラスってこと。本当に素晴らしい。

ただ、本作はHUD表示を極力さけることで臨場感が高まっているが、一方で「操作性」という面において、個人的にはバーチャルパッドを表示してくれたほうがまだやりやすかったように思える。

まあ筆者はコンシューマー機でFPSやTPSをプレイするものの、スマホではほとんど経験がなかったため慣れていないという面が大きいと思うし、スマホに特化したシンプルな操作性のため、やってくうちに自然と慣れていくだろう。

それになんといっても本作は無料なのだからやっといて損なわけがない。サバイバルホラーアクションというジャンルが苦手ならともかく、それこそ『バイオハザード』に嵌ったなんて方は絶対におススメ。もういいから今すぐやれ。おもしれえぞコレ。

 

タイトル Dead Space
開発 Electronic Arts
ジャンル TPSサバイバルホラーアクション
掲載時価格 無料
公式サイト Electronic Arts

 

 

 

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