2013年06月17日(月) 17時49分
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レア頼みのカードゲームはもううんざりだ! 自分で考え抜いたデッキで勝ち抜け!『アルカナ・マギア』

「技巧派カードバトル」のうたい文句に違わぬ高い戦略性と徹底したやりこみ要素を持った、これまでの「ソシャゲ」よりもはるかにに「カードゲーム」に拘り抜いた『アルカナ・マギア』をご紹介。

 

 

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レア頼みのカードゲームはもううんざりだ!

 

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スマホアプリのド定番ソーシャルカードRPGの本作。やることはカードを集めて強化してデッキ編成して…と、ここまでの内容で「はいはいソシャゲソシャゲ」と回れ右して他のアプリを探し始める方もおられるかもしれない。

しかしこのゲームはこれまでの「要は課金してレアカード集めないとダメじゃん」というものとはわけが違い、序盤からでも敵やクエストのクリア条件などを考慮し、カードのスキルやステータスを考えデッキ編成を行っていかないととてもじゃないと勝ち抜けない「技巧派カードバトル」ゲーム。

これまでガラケー、スマホと散々出尽くし、もはやカードの「美麗さ」にのみ差異を求めるしかなくなっているソーシャルカードゲームにおいて、本当の意味での「カードゲーム」に注力した本作は、「もうソシャゲいい加減飽きた」なんてユーザーでも十二分に楽しめる一本だろう。

 

序盤でプレイヤーレベルとカード強化を図る、基本はソシャゲ

 

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ゲームの基本進行はマップで探索するステージを選択し、バトルでモンスターを撃破していき、プレイヤーレベルを上げてデッキコストと戦闘に使えるカードの上限値をアップさせ、さらにカードそのものを強化していくこと。まあ、いわゆる「ソシャゲ」だ。

しかしこのゲーム最大の特徴は、「ドローフェイズ」「セットフェイズ」「バトルフェイズ」に分かれているバトルだ。

プレイヤーはカードをデッキから編集して組み合わせる形になるが、コマンド制バトルとなるこのゲームでは、最初の段階でカードはすべて「山札」に積まれていて、最初のターンでカードをオートでドローすること初めて手札として並ぶ。

カードはレア度が低い順から出やすくなるものの、基本ランダムで、デッキで並べた順番は関係しない。

 

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手札に並んだカードには「待機値」の数字が割り振られていて、ターンごとに減っていく待機値がゼロになって初めて戦場にセットすることができる。戦場においたカードは対面の敵カードを攻撃し、対面にいないときには敵本体に攻撃し、画面左に表示されている敵本体のHPが減っていく。カードを全滅させるか、HPがゼロにすると勝利、当然逆に全滅させられるか、HPがゼロになってしまうとプレイヤーの敗北となる。

バトル中にプレイヤーが行う操作はカードの「セット」だけになり、自ターンを終了するときは「End Turn」をタップすることになるが、実は「Auto」ボタンを押すことで、待機値がゼロになったカード順に戦場にセットされていくので、何も考えずに「Auto」進行することもできるにはできる。

が、それではマップ2まではクリアできても、マップ3以降は全く進まなくなるだろう。このゲームはデッキ編成もさることながら、「カードをセットするタイミング」も重要になってくるのだ。

 

勝負の分かれ目はデッキ編成・そしてタイミング

 

 

すでに述べたようにこのゲームはカードが全滅させられるか、自分のHPがゼロになると敗北となるが、敗北のパターンで最も多いのは「カードの全滅」のほうだ。序盤なら、多少プレイヤーに直接攻撃を喰らっても瞬殺されるようなことはない。

 

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各種カードには相手の通常攻撃のダメージを減らしたり、特定の属性に攻撃する際攻撃力が大幅にアップしたり、またカードHPを回復させたりと様々なスキルが割り振られているが、たとえばHPも攻撃力も低い回復タイプが最初に手札として入り、一番手として戦場にセットしたら間違いなく瞬殺される。

仮に回復型が早い段階で手札に入り、戦場にセットできる状態になっても、しばらくは放置して可能な限り後ろにセットすることが重要だ。いうまでもなく最後に出したほうがダメージを喰らう可能性が低くなる。

 

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またステージごとにEasy、Medium, Hard のクリア条件があり、条件クリアのためにはデッキ編成を変更していかないとならないものも数多くある。クリアした条件により1つから3つの星をもらえるが、マップ上の星の数が多いほど、「マップ収益」が上がりカード強化に必要なコインを多くもらえるようになる。

 

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カード強化をすることでカードレベルが上がり、攻撃力とHPが上昇するが、それ以上に重要なのが新たなスキルが解放されることだ。強化レベルが5と10になると新たなスキルが解放されバトルを優位に進めるようになる。

特にカードごとのスキルは序盤からかなり重要。何も考えずに「Auto」のみで進めていっても、マップ2クリアまではたどり着けるだろうが、それだけではおそらくマップ3の「闘技場」ステージが最初山場として立ちふさがることになる。

 

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マップ3から明らかに敵のレベルが上がり、なおかつ手札とつかえるカードの数もプレイヤーより多くなることもしばしば。カードは「王国」「精霊」「蛮族」「幽魔」の4種類あり、スキルによっては特定の属性に効果的なスキルがある。

もちろん大前提としてレア度の高いカードのほうが基本能力もスキルの威力も高い。一番効率的な攻略法がレアカードの入手であることは間違いない。

しかしこのゲームでは割とデッキのコストがシビアでレア度の高いカードばかり集めてもすぐにコストオーバーとなってしまう。コスト範囲内で相手の属性や手持ちカードのスキルを考慮してデッキ編成を行い、なおかつセットするタイミングを計っていかないと本気で勝てないのだ。

しかしそれは、総HPや攻撃力などで見劣りしても、戦い方次第で勝つことも可能だということ。「技巧派カードバトル」といううたい文句に違わぬ「どういう風に戦うか」といった戦略性こそが、このゲーム最大の醍醐味であり、最強を目指すうえで絶対不可欠の要素なのだ。

 

本当の意味でのカードゲーム性

 

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他にも強力なスキルを駆使できる「ルーン」や、一度クリアしたステージを「探索」することで遭遇する「盗賊」、レベル11から使えるようになる「闘技場」での他ユーザーとのバトル、レベル25以上でルーン研究が行えるようになる「魔道研究」などなど、やりこみ要素も豊富で正直簡単なレビュー程度ではそのすべてを網羅することなど到底できない。

「何万もつぎ込んでSレア手に入れて強化」という、どちらかというと運任せのコレクションゲームとさえいえるような「カードゲーム」とは紛れもなく異なる、高い戦略性を必要としたトコトンやり込める「カードゲーム」の本作。

これまでとはちょっと違うソーシャルカードゲームを探している方はもちろんのこと、これまで「ぽちぽちゲーの何が楽しいのか本気でわからん」とネット上で何度となくつぶやいてきた自称「コアゲーマー」の方にもおススメの一本だ。

 

タイトル アルカナ・マギア
開発 Vector inc.
ジャンル カードバトル
掲載時価格 無料
公式サイト ARCANA MAGIA(アルカナ・マギア)~スマホ向けゲームアプリ~:無料で遊べるオンラインゲームポータルサイト「VectorGame」

 

 

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